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【新日本】ザックがOSKARに逆転勝利でついに連敗脱出 「全員が決勝に進む可能性を潰してやる」

【新日本】ザックがOSKARに逆転勝利でついに連敗脱出 「全員が決勝に進む可能性を潰してやる」

『G1 CLIMAX 36』福岡国際センター(2026年8月2日)
Bブロック公式戦 ○ザック・セイバーJr.vsOSKAR×

 ザックがOSKARから逆転勝利をもぎ取り、今G1でついに連敗を脱出。ギリギリで踏みとどまったザックは「俺の人生の使命として、対戦相手全員が決勝に進む可能性を潰してやるよ」と予告した。

 2024年覇者で、優勝候補の一角と目されていたザックだが、まさかの4連敗で失速。負ければ負け越し&脱落が決まる状況で福岡大会を迎えた。対戦相手はウルフアロン、ドリラ・モロニーを連続してナイトメアホールドで絞め落とし、勢いに乗っているOSKAR。ザック戦に向けて、3戦連続の絞殺を予告していた。

 のっけからここまでの勢いの差を見せつけるように、OSKARが圧倒的なパワーを活かして主導権。ザックは得意の腕攻めなどで反攻するも、流れを掴むには至らない。OSKARの力強い動きばかりが目立つ展開がしばらく続いた。

 OSKARがエプロンでギロチンドロップを狙うと、ザックはこれを自爆させてなんとか相手の動きを止める。強打したOSKARの左足に照準を合わせ、打撃でも関節技でも狙い撃ち。OSKARのパワフルな攻撃になおも苦しみながらも、的確に左足に攻撃を重ねた。

 スリーパーで飛びついたものの、OSKARに豪快に投げ捨てられるが、それでも勝負を捨てないザックはザックドライバーをズバリ。さらに、ランニングローキックやビンタを連打したものの、鬼の形相に一変したOSKARはボディスラムでぶん投げた。ザックの三角絞めに捕まっても、無理矢理に抱え上げて、パワーボムの形で叩きつける。

 ザックはギリギリでキックアウト。ジャパニーズレッグロールクラッチを仕掛けるも、裏をかいたOSKARはナイトメアホールドへ。予告通りに絞め落としにかかるも、諦めないザックは左足に絡みついて抵抗した。強烈なフロントハイキックに蹴り倒されたものの、ツームストンパイルドライバーをギリギリで防ぎ、左足にまたまた絡みつくと、死力を振り絞って絞め上げる。足を掴まれながらも立ち上がったOSKARはチョップを振り下ろすが、ザックは腕まで絡め取り、両足をまとめて捕獲してギブアップを奪った。

 脱落寸前だったザックが、OSKARに逆転一本勝ち。連敗を「4」で止め、ようやく2勝目を手にした。疲労困ぱいのザックは「勝ち点4か。そのために肋骨を4本犠牲にしちまった。俺はあのクソマヌケな兄弟をこき下ろすのが大好きなんだが、あんなオールキャップスのOSKARみたいに動けるヘビー級は、今までリングで対戦したことがあるかわからないな。タッグ屋としてどれだけ凄いかは知っていたが、シングルでもあいつは本当に印象的だったよ」と改めてOSKARの潜在能力を称えた。

 なんとかギリギリで脱落は防いだものの、ザックが厳しい状況に置かれているのに変わりはない。「決勝戦に進める可能性はかなり低いな。というか、アメリカのタコス屋で食らうような爆発的な下痢が太平洋を泳いで渡って来て、何人かにその威力を発揮してくれればいいのにとは思ってる。それか、棄権者かケガ人がもっと出ない限り、俺が準決勝に進めるとは思ってない」とザックも冷静に分析した。

 それでもむざむざとやられる気はさらさらない。「俺自身は勝ち上がれないかもしれない。だが、俺の人生の使命として、対戦相手全員が決勝に進む可能性を潰してやるよ。それくらいであれば、十分フェアだろ?」とニヤリ。いちるの望みを持ちつつ、勝利を積み上げる構えだ。

 次戦は8・8横浜大会。ザックはドリラ・モロニーと、OSKARはカラム・ニューマンとそれぞれ対戦する。

【ザックの話】「(※フロアに座り込んで)勝ち点4か。そのために、肋骨を4本犠牲にしちまった。俺はあのクソマヌケな兄弟をこき下ろすのが大好きなんだが、あんなオールキャップスのOSKARみたいに動けるヘビー級は、今までリングで対戦したことがあるかわからないな。タッグ屋としてどれだけ凄いかは知っていたが、シングルでもアイツは本当に印象的だったよ。それでこの肋骨だ。見てみろよ。これで勝点4だ。だが、祝うほどのことじゃない。祝杯のビールなんか飲む気にもなれないね。決勝戦に進める可能性はかなり低いな。というか、アメリカのタコス屋で食らうような爆発的な下痢が太平洋を泳いで渡って来て、何人かにその威力を発揮してくれればいいのにとは思ってる。それか、棄権者かケガ人がもっと出ない限り、俺が準決勝に進めるとは思ってない。だけど“今日の一言"を挙げるなら、対戦相手がドイツ人だということを踏まえると、"シャーデンフロイデ"だな。つまり“他人の不幸を喜ぶ"ってとこだ。俺自身は勝ち上がれないかもしれない。だが俺の人生の使命として、対戦相手全員が決勝に進む可能性を潰してやるよ。それくらいであれば、十分フェアだろ? そう思うぜ。それが公平ってものだ」

【OSKARの話】「(※足を引きずりながら引き揚げてくる)アァーッ! そうだな。たぶん、今日俺がやったことは、やらない方がよかったのかもしれない。次は世界最高のテクニシャン、いや、世界最高のレスラーをタップアウトさせようなんてことは、考えないことにしよう。関節という関節が、全部クソみたいに痛むんだからな。なんてこった。だが、もう少しで勝てそうだったぞ、ザックボーイ! 俺はまだこのトーナメントに残ってる。勝点8で、残り3試合だ! あと3勝、いや、あと2試合か。あと2勝すれば、俺が勝ち上がるはずだな? で、次は誰だ? プリンスか。『道を開けろ、道を開けろ!』ってか? 俺のために道を開けろってんだ、このクソ野郎め。このトーナメントで一番のガキが。俺はまったく気にしちゃいないぜ。お前が一番年上だろうが、一番若かろうが、オムツを履いてたって構わないぞ。お前をカナガワ中、ぶん投げまわしてやるよ。なぜかって? カラム・ニューマン、俺はお前のことを軽蔑してるからさ。お前のことがマジで大嫌いなんだよ。だってな、昨日、俺は解説席にずっといて、(UNITED)EMPIREの試合を全部見たんだ。不正行為だらけだったじゃないか。この素晴らしいスポーツを汚す行為だ。俺が何千回ものスクワットに、何千回もの腕立て伏せをやってきたのは、イスを持ち出して人をぶん殴るためだとでも思ってんのか? そんなわけあるはずない。俺たちは、昔ながらの正々堂々としたやり方でやるんだ。このスポーツは人々にとって意味のあるものなんだからな。俺はヨーロッパに残ることもできた。アメリカに行って大金を稼ぐこともできた。だが、俺はここに来たかったんだ。なぜなら、このスポーツは俺にとって意味のあるものだからだ。だからカラム、お前は荷物をまとめておけ。お前のクソッたれな肩をぶっ壊してやる! 片腕のお前をロンドンまで送り返してやるよ。お前の片腕は、犬のエサにでもしてやる。俺のケツでも舐めてろ、クソ野郎が。ウォーッ! ……(※控室に向かいながら小声で)ザックのクソが!」

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