高校球児が躍動する夏の甲子園大会が開催中の折、何度も優勝経験があるかつての強豪校OBが「なぜ強かったのか」をぶっちゃけた。
野球解説者・槙原寛己氏のYouTubeチャンネル「ミスターパーフェクト槙原」に登場した宮本慎也氏は、「KKコンビ(清原和博、桑田真澄)」を輩出したPL学園出身だ。
槙原「あの当時、春夏連覇した…先輩たちもそうだけど、PLの強さって何だったんですか」
宮本「もちろんいい選手も入ってますけど、今だったら完全にバカにされると思うんですけど、みんな『気合い』って言うんですよ。『気合い』が入ってるかどうかってすごく重要なんですよ、PLって」
なんとも前時代的な根性論が展開されたが、よくよく聞けば、その中身は想像とは違うようで…。
宮本「例えば『お茶持ってきて』って言われた時に、コップを先に冷やしておくとかってやると、先輩は『お前、気合い入ってんな』って言われるんですよ。向こうは気持ちいいわけじゃないですか。想像以上のことしてくれるって。そういうのを、気合い入ってるってよく言われるんですけど」
もしも豊臣秀吉がPLに入学していたら…
では、実際の練習風景はどうだったのか。
宮本「それと、こんなに苦しい思いしたんだから絶対に簡単に負けられない、みたいなのは、みんなあると思います。だから、よく『逆転のPL』って言われたのは、そういう部分もあるとは思います。僕らが入った時は桑田さん、清原さんと入れ替わりなんで、桑田さんはこれくらい(練習)してた、清原さんはこれくらい(練習)してたと話で聞くわけなんです。あの人たちがこれだけやってるんだから、俺らはこんなんじゃダメだよね…みたいなのもあると思います」
槙原「豊臣秀吉なんかもPL行ってたら、スゲー活躍してるよね。そのレベルだと思うよ。発想が違うじゃん。わらじを…」
「コップを冷やす」エピソードになぞらえて、秀吉が木下藤吉郎だった頃、織田信長のわらじを懐に入れて温めた逸話を引き合いに出した槙原氏。
「気合い」の概念がPL学園に想像以上の戦果をもたらしたのは確かだろうが、「KKコンビ」の存在はやはり、後輩たちに多大な影響を与えていたのである。
(所ひで/ユーチューブライター)

