
映画「トイ・ストーリー5」が7月3日に公開。8月3日までの32日間で累計興行収入が100億円突破目前、動員700万人越えの大ヒットを記録している。このたび、都内で「大ヒット御礼舞台あいさつ」が8月4日に実施され、日本版声優としてウッディ役を務める唐沢寿明とバズ・ライトイヤー役の所ジョージがそろって登壇した。
■唐沢寿明&所ジョージ、大ヒットに驚きもファンに感謝
唐沢が「ものすごくヒットしているようで、僕たちも『ありがとう!』という気持ちで参りました」と切り出してスタートした舞台あいさつ。劇場に何度も繰り返し鑑賞したというファンも多く詰めかける中、大台となる興行収入100億円も目前に迫り、世代の枠を超えて多くの人たちに作品が届いていることについて、唐沢は「ここからまたさらに記録を作るでしょうから、またその時の舞台あいさつでお会いしましょう(笑)」と、早くもさらなる大きな記録更新へ期待を寄せてコメント。所も「700万人の方に見ていただけたって、すごいですよね!」と、驚きとともに感謝の言葉を続ける。
アフレコをしている時から“今までで一番面白いかも!”と思えるほど、作品に手ごたえがあったというふたり。何度も繰り返し鑑賞したという周囲からの声も多く、所は「何度も見た方が、1度目でストーリーを楽しんで、2回目、3回目で細かいところまで見てもらえるので、やっぱり何度も見てくれてうれしいですね」と、繰り返し見て作品の世界にしっかり浸かってくれるファンが多いことに喜びをにじませた。
■所ジョージ、アフレコの段階から思わず笑いが出てしまうほど楽しんだ
久しぶりに劇場のスクリーンに帰ってきた、ウッディ、バズ、ジェシーなど、おなじみのキャラクター達はもちろん、新たに登場する個性的な新キャラクター達の活躍も大きな話題となっている本作。作品の中で特に印象に残っているシーンとして唐沢は、作中で友達作りに苦戦するボニーについて、「子供たちは子供たちなりに、友達作りに葛藤したり悩んだり大変だな、と改めて気付かされた」と、おもちゃたちのシーンと並んで、ボニーの人間ドラマの部分も魅力的だと熱弁。
所は、自身が演じるバズ・ライトイヤーのシーンやセリフに、アフレコ収録の段階から思わず笑いが出てしまうほど楽しんだということで、「今回、ジェシーに想いを寄せるバズが、夢中になりすぎて上の空になる時があって(笑)。そこが見どころです」とおススメすると、これには唐沢も「思わず『バズ、お前は何やってるんだ!』と言いたくなる場面がありました(笑)」と、愛らしい活躍を見せるバズに注目してほしいと語った。
■唐沢寿明「顔がそっくりだと言われることも多くて」ウッディへの想いを語る
シリーズ1作目の日本公開から今年で30年を迎え、これまで多くのインタビュー等でも、それぞれが互いにウッディ、バズにしか見えないと語るなど、まさにウッディ、バズとともに30年を歩んできた唐沢と所。改めて、自身にとってどのような存在かを聞かれ、唐沢は「最初のころは、街を歩いていると『ウッディだ!』と言われることもありました。僕はウッディほど勇敢ではないですけど、最近は顔がそっくりだと言われることも多くて、そう言ってもらえるのも皆さんが愛してくださっている証拠だなと感じます」と、“相棒”のように共に歩んできたウッディへの想いを語る。
所は「30年やっているという実感はないですが、バズの声を録るときは実はそんなに演じていないんです。私とぴったりなんで。バズはたまに間違った正義感で動いていることがありますけど、間違ったことに気が付くと反省も早い、そこは僕に似ています(笑)」と、自身に似ているところもある、まさにぴったりのキャラとしてこれまでシリーズを演じてきたことを振り返った。
■続編を期待する声に、唐沢寿明と所ジョージが期待と想像をふくらます
最新作の大きなヒットを受けて、早くも続編への期待の声も聞こえている「トイ・ストーリー」シリーズ。唐沢も所も、続編についてはまだまだ実感が沸かないとしながらも、もし次の作品があるとしたらどのような物語になると思うかを聞かれたふたり。
唐沢は「ボニーが大人になるというパターンもあるし、アンディが何らかの形で戻ってきて、自分の子供におもちゃを託すという展開もあるんじゃないかな」と、おもちゃの持ち主の子供たちがさらに成長した先の物語を予想。一方の所は、「よく映画である『トイ・ストーリー』“ビギニング(前日譚)”のような感じで、『こうしてこの物語はじまった』みたいな展開もあるかな」と、意外な展開にも期待を寄せた。
■所ジョージ、バズに教わったことは「その場その場で楽しむこと」
そしてここから、事前に募集したファンからの質問に答えることに。たくさんの質問が寄せられる中、「シリーズを通してウッディとバズから教わったことはあるか?」という質問に対して、唐沢は「『トイ・ストーリー』シリーズは、社会のいろいろなことを体現していると思います。バズが最初にアンディの家に来た時に、ウッディがすごく嫉妬してしまうけど、そういうことはしちゃいけない、仲良くしなきゃいけない、と教えてくれる」と、どこか人間らしいウッディを通して、さまざまなことを教えてくれるシリーズだと魅力を語る。
所は「その場その場で楽しむことが大切だとおもちゃの世界に感じました」と、バズの前向きなキャラクターに教わる部分があったことを明かす。続いて「30年前、初めてウッディとバズを演じた自分に声をかけるとしたら」という質問に、唐沢は「当時は、オリジナル版のトム・ハンクスさんの声と自分の声が似ていなくて戸惑うこともありました。だから当時の自分に『お前頑張ったな』と言いたいです」と、1作目のアフレコに臨んだ当時を振り返りコメントした。
■ウッディ&バズ&ジェシーが会場にサプライズで登場
トークの締めくくりに、所は「本当に多くの方に見ていただけてうれしいです。これだけ盛り上がれば、また次の作品があるかもしれないので、またバズができるのか楽しみにしています!」と、大ヒットへの感謝とともに次の作品への期待も口にし、唐沢は「他の出演された俳優の方々も含め、この作品に関われて本当に光栄だと思っています。これだけこの作品が愛されていることが幸せです。また何度も何度もシリーズを見返して、この作品もご覧になってください。ありがとうございました!」と、熱いメッセージを贈った。
このままイベントは終了かと思われた中、場内が突然暗転。カラフルな照明演出とともにウッディ、バズ、ジェシーが会場にサプライズで登場。驚きの拍手に包まれ会場中が一体となる中で記念撮影も行い、大ヒット御礼の舞台あいさつは幕を閉じた。
なお「トイ・ストーリー」シリーズ過去作はディズニープラスで配信中。

