
秋元康氏が総合プロデュースを行う、シアターボーイズプロジェクト・Cloud tenの冠レギュラー番組「Cloud ten Begins~あなたが見つける無色のアイドル~」の第7話が、7月18日にLeminoで独占配信された。今回はCloud tenメンバーがフィジカルトレーニングに取り組む模様が公開された。(以下、ネタバレを含みます)
■シアターデビューに向けフィジカルトレーニングが始動
同番組は、8月2日に東京・台場のダイバーシティ東京 プラザにオープンした専用シアターにてシアターデビューしたCloud tenのデビューまでの100日を追ったドキュメントバラエティー。全国5都市で開催されたオーディションを勝ち抜いた30人のメンバーが、壁にぶつかりながらも仲間と共に乗り越えていく姿に密着し、「合格するまで」ではなく「合格してから」の奮闘にスポットを当てる。
ヒコロヒーがMCを務め、柏木由紀、熊元プロレス(紅しょうが)と共に、時にファンとして、時に親目線で、メンバーたちの成長を見守っていく。
7月18日に配信された第7話では、“体が弱い”という新たな課題に向き合うメンバーたちのフィジカルトレーニングに密着。
オープニングでは、フィジカルについて柏木が「大事だと思います。私も大事って言われてきたので。センターで歩いて出てくるとか、クルッて回って決めるときとか、グラッてなるか、グッて止まれるかとか。めちゃくちゃ大事だと思います」と経験を基に重要性を説くと、熊元は「(トレーニングは)やるのはアレですけど、見るのは好きです。YouTubeとかで人の筋トレ動画とかを。『一緒にやりましょう!』みたいな動画を、やらずに見るっていう(笑)」と告白した。
4月23日に行われたCloud tenのお披露目記者発表の日、オーディションからメンバーを見つめてきたダンサーのTAKAHIROから「説得力のある体を作っていってほしい。プロジェクトスタートの映像を見返して、(シアターデビューの)本番前になったときに『こんなに変わったんだ』って(なるくらいに)。“普通に街を歩いていても『カッコいいよね』って言われる”っていうのを目指してほしい」と言われた北凪晴は、他のメンバーに呼び掛け、“筋トレ部”を発足させてフィジカルトレーニングを行うことに。
呼び掛けに応じたのは大和田歩夢、大瀬礼葵、駒井玲紅、稲葉斗真、渡邊絢斗。さらに水泳で国民スポーツ大会に出場経験のある深水柊人と趣味が筋トレの濱屋元希も加わり、8人で“筋トレ部”が始動した。
まずは、目標設定のために腕立ての回数をチェックしていく。一番多かった濱屋の90回を筆頭に、大瀬は76回、稲葉は50回、深水は43回、駒井は36回、大和田は34回、北凪は33回、渡邊は30回と続く。そして、シアターデビューまでにそれぞれ初回の記録から「20回増」を目標に設定。また、深水指導の下、2種類の腹筋運動も行い、メンバーたちは顔をゆがめながら自分の体を追い込んでいく。
VTRでメンバーの頑張りを見ていた柏木は「コンサートとかはMCのときに(水を)飲めたりするんですけど、劇場ってステージに置けないので、本当に体力勝負。劇場は20分くらい歌って、自己紹介が終わったら1回着替えで(舞台裏に)戻れるので、なるべく着替えを急いだ合間に水をちょい飲み。でも、1回も座れる時間がないから、とにかくずっと走りながら歌ってる、みたいな。そのときに、腹筋はすごく必要で。立って普通に歌うのと、走りながら歌うのとでは(違う)。息が上がっちゃって、全然呼吸が続かなくなる。フィジカルがないと、長い時間歌って踊るというのがすごく難しい」と、AKB48時代を振り返った。
そんなアイドルの知られざる裏側に、ヒコロヒーは「やっぱ、すごいねぇ…」と目を丸くする。一方、熊元は「私もたまに歌うことがあるんですけど、2曲歌うってなっても、歌って踊っているときに呼吸の仕方が分からなくなる。腹筋がないので、変な息の仕方になるんですよ」と、踊りながらの歌唱の難しさを語った。
■自主練を経て劇的に進化を遂げるメンバーたち
フィジカルへの意識とプロとしての自覚が芽生え始めたメンバーたち。そんな中、濱屋と大瀬の自主トレを取材すべく2人に同行したスタッフは、2人と平石愛葵が暮らしているシェアハウスを訪問。
阿部晴仁、蓮水航太朗、渡邊、松尾帆高が暮らすシェアハウス同様、リビングに照明器具が付いていないことを知ったヒコロヒーらは「え!? 何でなん? 照明を軽視する風潮…」と首を傾げる。自主トレ場所は濱屋の部屋で、濱屋が実家から送ってもらったという器具を使ってトレーニングしていく。
そんな中、濱屋がこれまでの経緯を語る場面も。濱屋は「家族は元々、(濱屋に)教職に就いてほしい派だったので、(アイドルを目指すことに)最初はそんなに納得してなかったと思うんです」と吐露し、「(教師の)採用試験を受けるか、夢を追うかで迷っていて、その迷っている時期にこのオーディションをたまたま見つけて、『1回受けてみるか』というので受けてみました。採用試験は、このオーディション全振りで、受けず。一応勉強はしていたんですけど。(家族は)合宿に受かったのを聞いたりしてから、『そっちで頑張ってみ』という感じになりました」と説明した。
そして、「家族はシアターオープンしたときに、初回見に行きたいって言ってくれています」と今では家族の理解を得て、応援してもらっていることを明かす。
フィジカルトレーニング初日から10日後、再び集まったメンバー(駒井を除く7人)は、成長度合いを確認すべくもう一度腕立て伏せに挑戦。
大瀬は76回から92回、濱屋は90回から88回、稲葉は50回から61回、北凪は33回から51回、渡邊は30回から47回、深水は43回から47回、大和田は34回から46回と、概ね記録を伸ばして進化を遂げる。
わずか10日ながら成長を見せたメンバーたちに、柏木は「(トレーニングを)やってなかった人たちって、10日やるだけですごい伸びるんだなって」と仰天し、ヒコロヒーは「みんな(自主練を)やってたんやなぁ。偉くない? 自分やったら、2回目行けへんくなってたわ」と感心しきりだった。
◆文=原田健

