
重岡大毅が、8月5日に都内で開催された映画「5秒で完全犯罪を生成する方法」完成披露試写会の舞台あいさつに、原菜乃華、田中みな実、石丸幹二、近藤亮太監督と共に登壇。田中との丁々発止な掛け合いで終始爆笑をさらった。
9月11日(金)公開の同作品は、オリジナル脚本で描く新時代の“完全犯罪サスペンス”。フリーライターの初海航(重岡)は、意図せず殺人を犯した妹・幸来(原)を守るため、生成AIを駆使して事件を隠すことを思いつく。AIの指示に従って、指紋を拭い去り、死体に死化粧を施し、さらにアリバイを工作。無事警察の事情聴取をクリアしたかに思われた2人だったが、事件は世間を騒がせる連続殺人と同じ手口だと知らされる。思いもよらない展開を見せ始めた事態の真相を探るうち、航はトップ女優・七希(田中)にたどり着く――。
■難役だった航役の役作りを振り返る
登壇した重岡は、航役について「本当に振り回されているんですよ、航が。でも、心の中の芯の思いが『妹という大切なものを守るために』っていう。皆さんにもきっと大切なものってあると思うんですけど、それを守るために必死で航は航なりに頑張っているんですけど、そんな姿に皆さんが感情移入できるんじゃないかなと思っています」と述懐。
さらに、演じるに当たって「結構、自分的に難しく感じたので、自分が思うリアルな感情をそのままブワーッと無茶苦茶ノートに(メモを)書きました。(役づくりとして)普段もちょいちょいやるんですけど、航役を演じるに当たって無茶苦茶書きましたね」と明かした。
すると、近藤監督は「重岡くんは、テイクごとに毎回違うお芝居を見せてくれるんですけど、『航はこれはやらないな』という瞬間はなくて。航を体に落とし込んだ状態で現場に来てくれていたので。こんなに入念に準備をしていたなんて、きっとそのノートには大事なことがいっぱい書いてあるんだろうなって思いますね」とうなった。
■攻撃と反撃がめくるめく切り替わる掛け合いに会場爆笑
そんな中、重岡と田中による丁々発止な掛け合いが終始会場を沸かせる。登壇後のあいさつでは、田中が「直前まで重岡くんがずーっとしゃべっていて、(段取りの)話も聞いていないし、心配です。途中でエンジン切れちゃうんじゃないかと思って。子役みたいな子なので」と先制攻撃を見舞うと、重岡は「聞いてます! 大丈夫です。34や!今年で」とツッコむ。
また、田中が監督がクンクイン前に参考資料として各キャストそれぞれにセレクトした映画を紹介してくれたというエピソードを披露すると、重岡が強くうなずきながら「本当に感謝してます」と吐露。突然横から入ってきた重岡に対し、田中は「今、私! 私のターン! びっくりしたよ」と注意すると、重岡は「僕、今何かしゃべってました? すみません。子役なんで」とどこ吹く風。
ほか、重岡が「美のカリスマでいらっしゃるから、『僕も30歳超えてきたので、美容に興味があるんです。何かお薦めありますか?』って聞いたら、『重岡くんって、何がアイクリーム使ってる?』って言われて、『いや、僕使ってないです』って言ったら、『あんた目元シワシワだよ』って言われて! おっしゃいましたよね?」と田中とのエピソードを語って反撃ののろしを上げると、田中は「言ってないです。『重岡くん、目元のシワがすごく気になるから、今のうちからアイクリーム塗った方がいいよ。これお薦めだよってお伝えしました」と憮然と反論。司会者も思わず、「(内容的には)言うのは言ってたんですね…」と苦笑しきり。
そんな2人を見て、原は「2人がずっとヤンヤヤンヤやってるのを見て、ずっとケラケラ笑っていました」と撮影期間をしみじみと振り返っていた。
◆取材・文=原田健

