ゴルフの海外メジャー大会「全英女子オープン」での桑木志帆の優勝は、渋野日向子、山下美夢有に続く日本人女子3人目の快挙だった。
大会後に帰国した桑木は8月4日、5日と相次いで東京都内で優勝報告の会見を開いたが、
「帰国後の会見が終わり、桑木はそのまま大ファンのアーティスト、LANAのライブへ直行。『魂を揺さぶられました!』と大満足の表情でした。5日に行われた日本記者クラブでの会見では、恒例の揮毫に『輝』と記した。『自分自身が、キラキラしているものが好き。ゴルフ場でもそれ以外でも輝きたい、という自分の思いです』と胸を張りながら説明していました」(ゴルフ誌編集者)
渋野が大会を制した2019年からまだ7年しか経っていないが、女子ゴルフ界を取り巻く環境は激変している。ゴルフ誌編集者が続けて言う。
「渋野が優勝した当時は、しぶこフィーバーがすさまじかった。岡山市内の出身校や通っていた駄菓子屋には、ワイドショーを含めた報道陣が殺到。オフには1日警察署長までやってのけました。もともとソフトボール選手だった渋野が自身の冠大会を地元で開催できるようになったのも、フィーバーに賛同する関係者が多かったから」
テレビ中継が減って配信中継に切り替わった
全英女子オープンの中継は、7年前はテレビ朝日が全国ネットで連日、深夜に放送していたが撤退し、現在は配信中継のみに変わった。国内の女子ゴルフも当時と比較して地上波中継が減り、配信中継が激増している。
「桑木が成し遂げたことはすごいけど、渋野のように世間がフィーバーすることはまずない。アマチュアでもお金がかかるし、ゴルフ競技自体の影響力が低下しているといえますね」(広告代理店関係者)
同郷の渋野が目標の選手だという桑木。フィーバーするまでの道のりは険しいのだった。

