ヤクルトのホセ・キハダ投手が8月5日、1軍出場登録メンバーから抹消された。抑えとして開幕から速球と鋭い変化球で相手打線を斬っていたが、夏場に入り、息切れしている。
前日の中日戦では1点リードの9回に登板したが、ボスラーに同点弾を浴びるとヒットなどでランナーを溜め、村松開人にサヨナラ打を許した。
推定年俸1億3200万円のクローザーは、3・4月は10試合で10セーブ、防御率0.00とパーフェクトの成績。5月も防御率1.80と勝ちにつながる投球で、チームに大きく貢献してきた。
つまずいたのは交流戦だった。6月5日の日本ハム戦、9日のオリックス戦ではリリーフに失敗して、いずれも敗戦投手に。その後もセーブは挙げるものの、以前のような勝ち波に乗れなくなってきた。
防御率3点台中盤で昇給前提の交渉なら不成立に
顕著だったのは7月に入ってからで、同点弾とサヨナラ打を献上した8月4日の中日戦までに4敗を喫している。
「3試合連続の黒星を池山隆寛監督もさすがに見かねて、いったん2軍で調整させる決断をしたわけです」(スポーツ紙デスク)
球団はシーズン中にサンタナ、オスナのように複数年契約を取り付ける準備をしていたが、その話自体が立ち消えになったという。
「防御率3点台中盤の抑えが来季現状維持ならともかく、昇給を前提に代理人と交渉しなければいけないなら、話は不成立に終わります。キハダの不調に連動するようにチームも阪神、巨人との優勝争いから離脱。首位阪神とは9ゲーム以上も離されてしまった。仕方がないといえばそれまでですが…」(球団関係者)
酷暑の中、守護神は再び復活することができるか。

