
俳優の山崎賢人、志尊淳、神尾楓珠が、8月5日に都内で開催された映画「キングダム 魂の決戦」特大ヒット御礼舞台あいさつに登場。お互いの良かったシーンについて語る場面があった。
■興行収入44.4億円突破の特大ヒット
同作は、原泰久氏の人気コミックを映画化したシリーズの第5弾。中国春秋戦国時代を舞台に、天下の大将軍になるという夢を抱く戦災孤児の少年・信(山崎)と、中華統一を目指す秦の若き王・エイ政(吉沢亮)の活躍を壮大なスケールで描く。
王騎将軍(大沢たかお)を失った馬陽の戦いから3年後。信は千人将に昇格し、天下の大将軍への道を着実に歩み始めていた。しかし、秦にかつてない危機が訪れる。趙の宰相・李牧(小栗旬)の策略で、秦以外の楚・趙・魏・韓・燕・斉の六国が手を結び、総勢50万の合従軍が秦へ侵攻してきたのだ。20万人対50万人という絶望的な兵力差の中、信は同じ若き将である蒙恬(志尊)、王賁(神尾)らと共に秦の国門・函谷関へ向かう――。
7月17日に公開されてから8月4日までの19日間で観客動員数287万人、興行収入44.4億円を突破した本作。今回は「特大ヒット御礼舞台あいさつ」と銘打ち、全国351館にも同時中継され、南海キャンディーズ・山里亮太の軽妙な進行で行われた。
2019年公開の映画「キングダム」第1弾から“座長”として長年引っ張り続ける山崎は、最新作の大ヒットに「本当にみんなで作り上げてきたな、という気持ちです。こうやって2人が今作からどしっと入ってきてくれるのもうれしいですし、さらにパワーアップして最高ですね」と万感の表情を浮かべた。
■お互いに褒め合って照れ笑い「あんまりないんで恥ずかしい」
山里から「今作でお互いの良かったシーンは?」と聞かれ、山崎は「ジュンジュン(志尊)の蒙恬は、『キングダム』ではなかなかない緩さと涼しさみたいなものをいい感じに表現していて(笑)。すごくいいなと。あと、回転して斬るところもめっちゃ格好良かったし、お父さんの蒙武(平山祐介)とのシーンも対比が出ていていいなと思いましたね」と志尊を見ながら称賛すると、志尊は思わず「ありがとうございます。こんなに面と向かって褒められるってあんまりないんで恥ずかしい」と照れ笑い。
また、志尊は「久しぶりに賢人と会って、こんなスペクタクルな作品の真ん中に立つってことが、どれだけ大変なことなんだ、ってことをもっと知ってほしいなって思いました」と“座長”山崎に敬意を表した上で、「賢人ってのほほんとしているから、『俺についてこい!』みたいなタイプではないけど、彼がどんな思いで、いろんなプレッシャーを背負ってここまで来たのか、ということが『キングダム』という作品をやれている理由になっていると思う。賢人の存在自体が良かったですし、『賢人のためだったらみんな頑張る』って思いがあって、この物語ができているなって感じました」と、最大級の賛辞を送った。
すると、山崎のほうも照れくさかったのか、うまく言葉にならない様子で笑顔を浮かべており、そのやりとりをほほ笑ましく見ていた山里から「2人ともこんなにすごい役者さんなのに褒められ慣れてないんですね」とツッコまれていた。
さらに、神尾も山崎について「王賁という役を作るときに、まず基準にしたのは賢人くんの信でした。ちょっと大き過ぎますけどね。信という存在は。そこに負けないように、というふうにやっていたのですが、実際撮影のときに信を見て『うわ~!』ってなりました。『信がいる!』と。(しっかり演じられるか)危なかったです(笑)」と振り返った。
そんな中、今作では志尊が初の“馬上アクション”に挑戦したという話題に。
馬に乗ることも初めてだったという志尊は、「蒙恬って着物がひらひらするじゃないですか。馬に乗るのが一番その表現を全うできるので、馬に乗っていたんです。『今日はこれを撮りますよ』というのが決まっているんですけど、ないはずの僕が馬に乗るシーンがすごく増えていて(笑)。最初は1人で、2回目は『みんな行くぞー!』みたいな感じで乗って、3回目は『めっちゃ速く走っているトラックを追い掛けてほしい』って言われて…」と、どんどん現場で乗馬シーンが追加されていったことを述懐。
続けて「トラックにカメラが載っているんですけど、そのカメラのギリギリ近くに行ける所まで行ってほしいと。でも、楽しかったです」と打ち明けた。
ただ、志尊はもともと競馬が大好きということもあり、脳内でシミュレーションをしていたそうで「3コーナー、4コーナーあたりをシミュレーションして(笑)。横から馬が来たらどうやって進路を取ろうかなっていつも考えていました」とちゃめっ気たっぷりに語ると、山里が「競馬だな!」とツッコんで、会場の笑いを誘っていた。
◆取材・文=森井夏月(STABLENT)
※山崎賢人の「崎」はタツサキが正式表記
※エイ政の「エイ」は上に亡、中に口、下左から月、女、迅のつくりが正式表記

