これは終焉への序曲が響き始めたのか。ドジャース・大谷翔平は二刀流の負担に体が悲鳴を上げて、6月から左膝の炎症を患いながら試合に出場している。7月には右上腕違和感まで発症し、打者に専念している状況だ。
32歳となりベテランの領域に突入したことで、疲労やケガが多発。20代に比べて疲労が抜けにくくなっていることは、大谷自身も認めている。
「とりわけ下半身の疲労によってフォームにズレが生まれ、打率や本塁打のペースがたびたび落ちています。将来的には二刀流を諦めて、バッティング専門のDHとして生き延び、野球人生を長持ちさせることになるのでは」(MLBライター)
投球再開に向けて8月5日にキャッチボールを再開する予定だったが、コンディションが悪化して中止に。
破格の報酬に見合った成果を出しているとは…
ドジャースとは10年総額7億ドル(約1100億円)の契約を結び、スポンサー収入や副収入を合わせると、手取りベースで毎年約200億円を得る計算になる。だが今年は、それに見合った破格の活躍をしているとはいえない。
「今年はここまでホームラン24本。タイトルなしに終わる可能性が高まってきました。並の大リーガーに比べたら優れた成績を残している部類ですが、莫大な報酬に見合うだけの成果を出しているとは言い難い状況です。残念ながら、大谷の絶頂期は過ぎたといえるかもしれません」(前出・MLBライター)
二刀流という肉体的な負担の大きさから、選手寿命が短くなると予想されてきたが、どれだけ長く現役を続け、安定した水準を維持できるかが勝負となる。
(渡辺優)

