アイアール技術者教育研究所は、カーボンニュートラル社会の実現に向けて注目が高まる、グリーン水素製造の中核技術「水電解」を基礎から学ぶ公開セミナーを開催することを発表した。
水電解技術の基礎と最新動向が学べるオンラインセミナーが開催
日本アイアールは、50年超の実績を有する特許・知財ソリューションの他、技術情報の調査・分析、製造業向け技術者教育、技術系コンテンツ制作など、技術を軸にした専門性の高い実務サービスを幅広く展開。
カーボンニュートラルの実現に向け、世界各国で水素の導入と利用拡大が進む中、日本でも低炭素水素の安定供給に向け、水電解によるグリーン水素製造への期待が高まっている。
水素はエネルギー媒体に加え、半導体や化学産業を支える原材料としても重要。
今後はグリーン製鉄や合成燃料への活用も見込まれることから、各種水電解方式の原理や特徴、技術課題を体系的に理解する必要性が増している。
本セミナーでは、グリーン水素を製造するための水電解技術について、低温形水電解法を中心に解説。
水電解を理解するうえで必要となる電気化学の基本から、アルカリ水電解、プロトン交換膜形水電解、アニオン交換膜形水電解、固体酸化物形水電解まで、各方式の基本原理と研究開発動向を取り上げる。
また、日本、米国、欧州におけるプロジェクト動向や、貴金属使用量、PFAS規制、技術開発ロードマップなど、今後の事業・研究開発を検討する際に押さえておきたい課題についても紹介。
本セミナーは2026年10月30日にオンライン開催となるので、興味がある方は参加してみてほしい。
セミナー概要
●グリーン水素を支える水電解技術の基礎と最新動向
開催形式:Zoomによるオンライン受講
開催日時:2026年10月30日 10時~16時30分
受講料:49,500円(税込)/1名(複数名受講割引あり)
講師:敬愛技術士事務所 所長 森田敬愛氏
【セミナープログラム】
1.水電解を理解するための電気化学
1-1. 電気化学の基礎の基礎(電気化学の理解に必要な化学の基本事項)
1-2. エネルギーの変換
1-3. 水電解の進み方
1-4. 電気化学測定の準備
1-5. 電気化学反応を支配する因子
1-6. 基本的な電気化学測定法
1-7. 電気化学的手法以外の電極触媒評価法
1-8. 電気化学に関する教科書
2.水電解の基本 ―各種水電解法の基本原理と研究開発動向―
2-1. 各種水電解法の概要
2-2. 水素製造電力原単位と電解効率
2-3. 各種水電解法の基本
3.水電解の最近の研究開発動向
3-1. 日本の動向(NEDOプロジェクト等)
3-2. 米国の動向(DOEプロジェクト等)
3-3. 欧州の動向(EUプロジェクト等)
4.水電解の課題
4-1. 水電解水素の現状と将来
4-2. PEM形水電解の課題~貴金属の視点より
4-3. PFAS規制の動向
4-4. NEDO技術開発ロードマップ
4-5. 水電解技術の今後の展望
セミナー詳細:https://nihon-ir.jp/seminar/water-electrolysis-technology_basic/

