
「ガンプラアカデミア」で使用される「イロプラ」と「エコプラ」、2種の組み立て体験用キット
【画像7枚】これが若さゆえの発想力というものか こちらポーズが自由すぎる「ガンダム」や授業の様子などです
全国2750校、児童18万5000人が毎年参加
BANDAI SPIRITSは2026年8月5日、ガンプラ(「ガンダム」シリーズのプラモデル)を題材にした小学校向け授業「ガンプラアカデミア」の参加児童数が、2021年からの累計で100万人を突破したと発表しました。
「ガンプラアカデミア」は、2021年10月よりBANDAI SPIRITSが全国の小学校に向けて提供している、無料の授業パッケージです。児童が自分の手でガンプラを組み立てる体験と、プラモデルの製造工程やリサイクルを解説した動画を通して、ものづくりの仕事の面白さや奥深さを探究的に学ぶことをねらいとしています。
学習の目標は3点あり、ひとつはプラモデルを題材に、工場における生産工程や、優れた最新技術の発展を理解する「日本のものづくり、工業としての学び」とのことです。ふたつめは、プラモデルの生産に関わる人々の努力や、仕事に対する意識を理解する「キャリア教育としての学び」、3つめは、優れたものづくりの技術を未来に持続させていく上での課題や、その解決策について自分なりの考えを持てるようにする「サステナブルとしての学び」といいます。
授業の対象は小学校の5年生で、4年生や6年生でも実施が可能です。教科としては、社会科の「我が国の工業生産」(5年生)のほか、総合的な学習の時間や特別活動、SDGsの学習としても活用されており、学習指導案、動画、組立体験用プラモデルなどの教材はすべて無償で提供されます。学習指導要領に紐付いた指導案(教員向け資料)は、株式会社NHKエデュケーショナルと、NPO法人企業教育研究会の協力を得て制作されているとのことです。
オプションとして、プラモデルのランナー(枠の部分)をリサイクルした組み立て体験用キット「エコプラ」版の選択や、機材を搭載したトラックが小学校へ赴いて、児童の目の前でマテリアルリサイクルを実演する「My Plastic Station」も提供されており、環境への取り組みに重きをおいた発展的学習も可能といいます。
全国47都道府県の小学校で授業実績があり、2021年から2025年までの5年間の年平均で、2750校、18万5000人の児童が参加してきました。2021年10月から2026年8月現在までの累計では、延べ102万7062人の児童が参加したということです。
実施校のアンケートでは、児童から「作ったら、難しいけどめちゃくちゃ楽しくて、もっと作りたくなりました」「プラモデルにもリサイクルがあってびっくりした。そして、これからプラモデルを作るときは、このことを思い出して作り、しっかりランナーもリサイクルしたい」といった感想が寄せられています。先生からも、「デジタルに傾きがちな教育現場で、貴重なものづくり体験が手軽にできることがとても良い」「ガンプラは、知っていて、さわれて、技術の高さが理解できる、小学生にちょうど良い教材」との声が上がっているとのことです。
BANDAI SPIRITSは、事業を生かした社会貢献活動として今後も「ガンプラアカデミア」を展開し、未来を担う子どもたちにものづくりの魅力を届けていく、としています。なお、申し込みは文部科学省が定めた小学校に限られます。詳細は「プラモデル授業」の公式サイトで確認できます。
(C)サンライズ
