
「アルゼンチンみたいになる必要はない」識者はなぜそう断言したのか?日本代表が追求すべきものとは
北中米ワールドカップ決勝でスペインを苦しめたアルゼンチン。南米特有のマリーシア(ずる賢さ)に加え、フィジカルの強さや勝負強さも備えた彼らのスタイルを、日本も目指すべきなのか。
その問いに対し、識者の河治良幸氏は「アルゼンチンみたいになる必要はない」と断言する。
「アルゼンチンみたいなチームとワールドカップで対戦した時に、どう乗り越えていくか。それが重要です。ちなみに、スペインは圧倒的なクオリティと最適なポジショニングを武器に、アルゼンチンを退けました」
河治氏が強調するのは、南米の強豪を模倣することではない。日本に求められるのは、自分たちの強みを磨きながら、アルゼンチンやブラジルといった難敵をどう攻略するかという視点だ。
実際、北中米ワールドカップで日本の前に立ちはだかったのもブラジルだった。過去を振り返っても、日本は今大会終了時点でワールドカップの南米勢に対し1勝1分4敗。唯一の白星は、2018年ロシア・ワールドカップのグループステージ初戦でコロンビアを2−1で破った一戦だけである。
一方で、ヨーロッパの主要リーグでプレーする選手が増えたことで、欧州勢に対する苦手意識は以前ほどではなくなってきた。ワールドカップで本気で優勝を目指すなら、南米勢にどう対応し、どう勝ち切るか。その対応力と耐久力を高められるかが、大きなテーマになりそうだ。
構成●サッカーダイジェストWeb編集部
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