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史上初! 三つの塊がくっついた形状の小惑星を発見

史上初! 三つの塊がくっついた形状の小惑星を発見

こちらの映像は、小惑星ニサ((44) Nysa)をさまざまな角度から見たものです。ニサは、火星と木星の軌道の間にある小惑星帯の内縁部に位置する小惑星です。小惑星には、さまざまな形や大きさのものがありますが、ニサはこれまでに観測されたことのない特異な構造をしていることがわかりました。

先日、日本の探査機「はやぶさ2」が接近探査した小惑星「トリフネ」は、二つの塊がくっついたような形状をしていました。映像に映るニサは、なんと三つの塊がくっついたような形状をしているのです。ニサは直径が約80km。三つの塊が2か所の細い部分(「首」)でつながっています。

天文学者の研究チームは、ESO(ヨーロッパ南天天文台)のVLT(超大型望遠鏡)に搭載されたSPHERE装置と、アメリカのLBT(大型双眼望遠鏡)に搭載されたSHARK-VIS装置を使いニサを観測しました。どちらの装置も、補償光学を用いて大気のゆらぎを補正して、小惑星の鮮明な画像を取得しました。

どうやってできたのか〜二つの可能性

小惑星ニサ((44) Nysa)

こちらはタイムラプス動画を構成するそれぞれの静止画像です。

研究チームは、ニサがこのような特異な形状になった理由について、二つの可能性を提示しています。一つは衝突によって激しく変形した単一の天体に由来するとするもの。もう一つは三つの天体が低速で衝突・合体し接触点で「首」が形成されたとするものです。なお今回の研究では、ニサのまわりに小さな衛星(直径約1km)も発見されました。

映像や画像は、ESOの「今週の1枚(Picture of the Week)」として2026年8月3日に公開されたものです。

(参考)
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Image Credit: ESO/K. Minker et al.

(参照)ESO

配信元: アストロピクス

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