
エコロジーな街を目指すパリの風景で大きな変化の一つが、往来する自転車の激増でしょう。
自前の自転車もありますが、レンタルとわかるカラフルな自転車が複数種類、いたるところで走っています。
因みに「Velib’」というロゴがある自転車はパリ市が運営に参画しているレンタルシステムです。
さてパリ市の発表によると、自転車の通行量は2020年に比べ2025年は34%増。
そして2022年時点で、通勤の交通手段として自転車を利用している人の割合は10.1%で、9%の自動車を上回っています。(フランス国立統計経済研究所調べ)
この自転車利用数の盛り上がりは、パリの行政がエコに絡めたスローガンを出したり自転車専用道を整備している効果もあるでしょうが、もう1つはメトロ(地下鉄)の値上がりも関係しているでしょう。
2026年の春時点でメトロの1回料金は2.55€。
往復で5€を越すとなると、使い方をちょっと考えます。
1.8€だった2015年はもう遠い昔のことになってしまいました。
市バスの方は2.05 €で、こちらは乗り換えが可能で1時間半有効。
このように自転車の通行量が増えたことでちょっとしたリスクが生じています。
それは歩行者とバスの乗降客が道路を渡るときの危険度です。
場所によってはバスから下車する際、特に要注意です。
というのも、歩道沿いに自転車専用の細いレーンが、そしてその自転車レーンのすぐ内側にこれまた幅の細いバス停が設置されているところがあるからです。
そんな所では、バスを降りた勢いで周囲を見ずに、2歩先にある歩道に向かって道路に足を踏み出したら、結構なスピードで走ってくる自転車にひかれそうになる、という危険があるのです。
停留所で止まった時
「自転車に気をつけて!」
と言う運転手さんの声が聞こえました。
道を渡る際はよーく気をつけましょう。
