『G1 CLIMAX 36』東京・後楽園ホール(2026年8月6日)
Aブロック公式戦 ○ジェイク・リーvsグレート-O-カーン×
ジェイクが反則攻撃を偽装してオーカーンから勝利を強奪し、今G1で3勝目を獲得。UNITED EMPIRE同門対決はまさかの結末となり、オーカーンが怒りをあらわにしたものの、最終的に2人は和解を果たした。
ともに2勝4敗で、敗北すれば負け越しが決まるシチュエーションでジェイクとオーカーンによるUNITED EMPIRE同門対決が行われた。8・2博多大会での前哨戦では、試合冒頭にジェイクがいきなりリングに寝転んで勝利を譲ろうとしたものの、一転して裏切ってオーカーンを押さえ込んで暴走。これにオーカーンが怒り、荒れ模様の展開になると、試合後も口論を展開していた。両者は2024年のG1でも対戦し、オーカーンが勝利。ジェイクにとっては2年越しの雪辱戦だった。
先に入場したジェイクが選手コールを受けていると、オーカーンがパイプイス片手に闇討ちを狙う。ジェイクはこれを読んで場外に誘い込むと、逆にオーカーンを鉄柵に連続して投げつけて制裁した。リングに先に押し込まれたオーカーンは、ジェイクがロープを跨ごうとしたところでセカンドロープを蹴り上げて急所攻撃を誘発して逆襲する。
ジェイクは股間を押さえてうずくまるも、レフェリーとオーカーンが言い争っているスキにローブローを浴びせた。ジェイクはファールカップを付けていたため、急所攻撃を受けてもノーダメージ。踊って嘲笑する。
さらに、ジェイクはオーカーンをもてあそぶ。オーカーンがパイプイスを再び持ち込んだものの、佐藤レフェリーが止めに入る。レフェリーを突き飛ばしたオーカーンだったが、ジェイクはそのイスを強奪。殴りつけるかと思いきや、逆にオーカーンに手渡し、自らは倒れ込んで反則を偽装した。倒れ込んでいた佐藤レフェリーが我に返ると、オーカーンを見て、即座に反則負けを通告。まんまとジェイクが勝利した。
同門対決はまさかの幕切れに。ジェイクが3勝目を手にした一方、オーカーンは負け越しが決まった。ほくそ笑んだジェイクに対し、オーカーンは激怒。イスをジェイクに投げつけると、別のパイプイスを投入し、殴りかかろうとする。慌てて、UNITED EMPIREのジェイコブ・オースティン・ヤングが急行。オーカーンを説得する。オーカーンが引き下がると、すくっと立ち上がったジェイクは握手を求めるも、オーカーンは応じずに鉄柵を蹴るなどしながらリングをあとに。あとを追ったジェイクは必死にオーカーンをなだめた。
バックステージではヤングの仲裁でジェイクとオーカーンはCROWNS UPポーズを決め、握手も交わした。「オーカーンってね、ああいう風に見えてね、レスリング、メチャクチャ強えんだよ! レスリングだけじゃないんだよ! 何でもできちゃうんだよ、アイツは! だから、だから逆手に取ったんだよ、その性格を」と作戦勝ちを強調したジェイクは「3勝4敗。まだまだ圏内っていうことか? やり方次第では全然、全然いけちゃうっていうことだ。OK、まあそういうことであれば、次は大岩! お前だ!」と次戦となる8・9高崎大会の大岩戦へ向けて気勢を上げていた。
【試合後のジェイク、オーカーン、ヤング】
▼ヤング「(※コメントスペースに招き入れるように)ジェイク、ジェイク、ジェイク……わかるよ。変な試合、わかるよ。おかしなヤツだろ。オーカーン、(※近くへ来るように促し)頼むよ。なあ、オネガイシマス。わかるよ。いろんな試合がある。変な試合もあるってことはわかる。で、チョットチガウってのはやめよう。ワカリマシタ?」
▼オーカーン「イェア」
▼ヤング「俺たちは皆、帝国の仲間だ。UNITED EMPIRE。CROWNS UPを一緒にやろう。頼むよ」
▼オーカーン「(※英語で)一緒にか」
▼ヤング「長い間CROWNS UPナシネ。やろう。CROWNS UP」
▼オーカーン「(※ジェイクに向かって英語で)お前もやるのか」
▼ヤング「ジェイク、知ってるだろ」
▼オーカーン「お前が最初にやれ。まずはお前からだ(※ジェイク、CROWNS UPを掲げる)」
▼ヤング「(※続いてCROWNS UPを掲げて)オーカーン」
▼オーカーン「(※CROWNS UPを掲げながら)ようこそ(※そのまま3人はハンドサインを合わせる。その後、ジェイクがオーカーンに向かって手を差し出す」
▼ヤング「(※自分の手を合わせるところを見せながら)さあ(※オーカーンがジェイクの手を握り握手)UNITED EMPIRE」
※オーカーンとヤングは先に立ち去る
▼ジェイク「(※両ヒザから床に崩れ落ちて)ありがとう、ジェイコブ〜! あー、どうなるかと思ったよ! 私、クビになるところだったよ、EMPIREを。ホントに。いや、けどね、オーカーンってね、ああいう風に見えてね、レスリング、メチャクチャ強えんだよ! レスリングだけじゃないんだよ! 何でもできちゃうんだよ、アイツは! だから、だから逆手に取ったんだよ、その性格を。今年EMPIREに入ってから、よくジックリ見たから、その戦略が練れたんだぜ。だから、嫌われるのを承知で、申し訳ないけど、勝ち点は私の方にということになった。ハァ、けどどうしよう。これでチームに亀裂が入ったな。(※ビデオカメラマンに)どうしよう。私は、今日のやり方はホントに合ってたんだろうか? 間違ってたんだろうか? どっちだと思う? (※ビデオカメラマンが何か言いかけるのを両手で制して)わかった! わかった! それ以上言うな。それ以上言うな。私だってお前の気持ちはわかってるよ。だって、ずっとお前に絡んでるからな。さぁ〜、(※両手で3本の指を立てて)ということで今日は3勝目。こうやったら(両手合わせて)6勝目っていうことになっちゃう(笑) まあいいや。3勝4敗。まだまだ圏内っていうことか? やり方次第では、全然、全然いけちゃうっていうことだ。OK、まあそういうことであれば、次は、大岩! お前だ!」

