
武内駿輔、内田直哉、種崎敦美、井上和彦らが、8月28日(金)より全国公開される映画「ラスト・サバイバー」の日本版声優に決定。武内らが声を担当する日本語吹替版の予告編とIMAX版ポスターが公開された。
■絶望がひろがる終末世界でわずかな希望を追い求める「ラスト・サバイバー」
本作はSF映画の概念を覆した映画「ブレードランナー」(1982年)や「オデッセイ」(2015年)、「グラディエーター」(2000年)などを手掛けたリドリー・スコット監督が、「史上最高のディストピア小説」のひとつとも称されるピーター・ヘラー氏のベストセラー小説「ドッグ・スターズ(邦題:ラスト・サバイバー)」を映画化。
ギレルモ・デル・トロ監督の映画「フランケンシュタイン」(2025年)で、第98回アカデミー賞の助演男優賞に初ノミネートされた俳優ジェイコブ・エロルディを主演に迎え、絶望がひろがる終末世界でわずかな光《希望》を追い求める物語を描く。
謎のパンデミックで人口の大半が死滅し、人間性を失った者たちが奪い合い殺し合う荒廃した世界。愛犬と亡き妻の記憶を拠り所に生き延びていたパイロットのヒッグが、無線に届いた謎の声に導かれ、世界の終末にまだ残されているかもしれない希望を求め、未知の空へと飛び立つ。
■武内駿輔、再びジェイコブ・エロルディが演じる声を担当することに喜び
このたび、本作の主要4キャラクターの日本版声優が発表された。亡き妻の記憶と、愛犬ジャスパーだけを心の支えに、なんとか理性を保とうとする主人公・ヒッグ役(ジェイコブ)は、「アナと雪の女王」シリーズのオラフ役や「アイドルマスター シンデレラガールズ」のプロデューサー役などで知られる武内が担当。
映画「ソルトバーン」(2023年)でも、ジェイコブが演じるキャラクターの声を担当した武内は、「ずっと彼の作品を追い続けていました。まさかまたご機会をいただけるとは…!」と再びジェイコブが演じるキャラクターの吹替えを担当できることへの喜びを語る。
さらに「以前担当した際はまだ若く、端正な顔立ちと出立ちがプリンスのようでしたが、今回は武骨な雰囲気に挑戦しているように感じました。荒廃した世界観に対して、彼自身の画力がこの映画ならではの雰囲気を作り出しているように思います」と続けた。
そんなジェイコブ演じるヒッグについては、「自らの希望を失い、ひたすらに生き続ける。その中でも、人とのつながりというものに何かの期待を抱きながら、死を感じ続ける毎日。言葉では語りきれない、スクリーンの中の空気感が本当にすてきでした」と語った。
■内田直哉も、再びジョシュ・ブローリン演じるキャラクターの声を務める
ヒッグと共同戦線を張る元軍人のバングリー(ジョシュ・ブローリン)は、「NARUTO-ナルト-」うちはマダラ役、「刃牙道」宮本武蔵役のほか、数多くの洋画吹替えでも知られる内田が担当。彼もまた、映画「ランニング・マン」(2026年)にて、ジョシュ演じるキャラクターの声を務めている。
「ジョシュ・ブローリン氏とまた再会できた事に、この上ない喜びを感じました」と話す内田は、外の世界にわずかな“希望”を見出すヒッグとは対照的に、外の世界に絶望し、自らの領域を死守しようとするバングリーを演じる上で、「ジョシュ・ブローリンの持つ存在感の有る芝居を心掛け、若い主人公の父親であり兄的役割をセリフの中で気を付けて表現したつもりです」と続けた。
さらに本作の見どころについては、「コロナ禍で私たちが経験した現実の脅威とも重なり“どうすれば生き残れるのか”を登場人物たちと共感し、息を呑む極限のサバイバル」である点だとコメントした。
■種崎敦美、マーガレット・クアリーの自然体なお芝居で自分も肩の力が抜けた
そして、ヒッグがわずかな希望を見出した先で新たに出会う女性・シーマ(マーガレット・クアリー)役には、「SPY×FAMILY」アーニャ・フォージャー役や「葬送のフリーレン」フリーレン役などで人気を誇る種崎が担当。
過酷な状況下でも折れない精神を持つシーマについて、「主人公と同じく過去にとらわれている部分もありますが、カラッとしていて気持ちの良い女性だなと感じました」と魅力をアピール。
「マーガレット・クアリーさんの自然体なお芝居のおかげで、自分も肩の力を抜きながら収録できたような気がします」と収録を振り返り、「絶望的な状況の中の希望、そんな状況だからこそ見つけられる道、きっとあると思いますので、劇場で一緒に見つけてもらえたらと思います」と語った。
■洋画吹替の経験も豊富な井上和彦、収録に「いつも以上にドキドキした」
さらに、シーマの父であり、愛する娘を守り抜くためなら手段を選ばないジャック(ガイ・ピアース)役には、「NARUTO-ナルト-」はたけカカシ役や「夏目友人帳」ニャンコ先生/斑役などで知られる井上が担当。
名優マッツ・ミケルセンの吹替えを数多く担当するなど、洋画吹替の経験も豊富な井上だが、「いつも以上にドキドキしたのを覚えています。一体どんな世界が待っているのか、新鮮な緊張感とともに収録に臨みました」と本作の収録を振り返る。
「ガイ・ピアースさん演じるジャックは、娘への愛にあふれた力強くも優しい人でした。終わった世界で娘と二人きり。外の世界がどうなってしまったのかも分からず、不安の中で生きるのはどんな気持ちなのだろう。まずそのイメージを膨らませました」と、絶望の世界で生きる父親の心情に深く寄り添いながら演じたと語る。
「こんな世界が来ない保証はありません。自分だったらどう生きるのか、そんな事を考えながら見ていただけたらうれしいです」と現実世界と隣り合わせかもしれない、どこかリアルな設定も本作の見どころだと続けた。
■日本語吹替の予告映像とIMAX版ポスター公開
この度、彼らの共演による吹替予告も公開。この世界を生き延びるという共通の目的を抱えながらも、互いの警戒心によってぶつかり合っていく。併せて、本作のIMAX版ポスターも公開された。ヒッグ役の武内が「本当に自分がその世紀末な自然の中に入り込めるような、没入感ある作品」とも語る本作が、IMAX(R)上映では、大迫力のサウンドと圧倒的な映像美により、ヒッグらの生きる終末世界がより臨場感たっぷりに目の前に現れる。
※「種崎敦美」の「崎」は正式には「たつざき」

