前日の開会式が夕方から行われた影響が考慮され、午後からの2試合のみとなった大会2日目。投手でまず見事なパフォーマンスを見せたのが龍頭汰樹(神村学園)だ。
2点をリードした5回、ワンアウト一・二塁の場面でマウンドに上がると、空振り三振とライトフライでこのピンチを脱出。6回以降も連打を許さず、4回2/3を投げて被安打2、四死球0、3奪三振と見事な投球でチームを勝利に導いた。ストレートは130キロ台中盤だが、多彩な変化球を操る投球は安定感抜群。出力が上がってくれば将来のプロ入りも見えてくるだろう。投手では第2試合の鈴木有(佐野日大)と高部陸(聖隷クリストファー)の2人も見事だった。鈴木は抜群の制球力で被安打6、7奪三振で無四球完封。最後までテンポ良くストレートと変化球を外角低めに集め、連打を許さなかった。
高部も7回に味方のエラーで1点を失いそのまま敗れたが、自責点0、10奪三振で完投。ストレートは数字以上の勢いがあり、スライダーの変化も鋭い。総合力では高校生屈指の左腕であることは間違いないだろう。 野手で目立ったのが第1試合に登場した梶山侑孜(神村学園・外野手)だ。最初の2打席は速いストレートをセンター、ライトに鋭くはじき返すヒットを放つと、8回の第5打席には変化球にしっかり対応してセンター前に運び3安打をマーク。
185㎝の長身でもリストワークの良さは抜群で、ライトから見せる強肩も目立つ。貴重な大型外野手として今後も高い注目を集めることになりそうだ。
構成●THE DIGEST編集部
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