調査の結果、支援開始前と比べて「AIを活用する業務が増えた」と回答した企業は20社中16社(80%)、「生成AIを利用する社員が増えた」と回答した企業は15社(75%)となりました。
また、12社(60%)が、AIを活用している対象業務全体で月10時間以上の作業時間を削減できたと回答しました。AIツールを導入するだけではなく、対象業務の選定、利用方法の整理、社内展開を行うことで、活用範囲が広がっていることが分かりました。
※本調査は、株式会社アスタによるAI活用支援の開始から3か月以上が経過したクライアント20社を対象とした小規模調査です。国内の中小企業全体の傾向を示すものではなく、参考値としてご覧ください。
【調査背景】
中小企業における生成AI活用では、経営者や一部の社員が個人的に利用していても、社内全体の業務改善まで広がらないケースがあります。
主な要因として、どの業務から活用すべきか決まっていないこと、入力してよい情報の範囲が明確でないこと、利用方法や成果を共有する担当者がいないことなどが挙げられます。
株式会社アスタでは、企業ごとの業務や組織の状況を確認したうえで、AIを活用する業務の選定、利用方法の整理、社内ルールの整備、推進担当者への支援、成果確認までを行っています。
今回、支援開始前と現在の変化を確認するため、支援開始から3か月以上が経過したクライアント企業20社に調査を実施しました。
【調査結果1】80%の企業でAIを活用する業務が増加
支援開始前と現在を比較し、AIを活用する業務が増えたかを尋ねたところ、20社中16社(80%)が「増えた」と回答しました。
また、生成AIを業務で利用する社員については、15社(75%)が「増えた」と回答しました。
支援開始前は、経営者や一部の社員による文章作成、情報収集などに利用が限られていた企業でも、対象業務を具体化し、利用方法を共有することで、複数の部署や担当者へ活用が広がる傾向が見られました。
【調査結果2】60%の企業が月10時間以上の作業時間を削減
AIを活用している対象業務全体で、支援開始前と比べて月間の作業時間がどの程度減ったかを尋ねたところ、以下の結果となりました。
・月10時間以上削減した:12社(60%)
・月5時間以上10時間未満削減した:4社(20%)
・月5時間未満削減した:2社(10%)
・明確な削減効果はまだ確認できていない:2社(10%)
18社(90%)が何らかの作業時間削減があったと回答し、うち16社(80%)が月5時間以上の削減を実感しています。
※削減時間は各社による自己申告であり、対象業務や利用人数、支援内容は企業ごとに異なります。


【調査結果3】効果を実感した業務、最多は「文書作成」75%
AI活用による効果を実感した業務を複数回答で尋ねたところ、以下の結果となりました。
・メール、報告書、提案書などの文書作成:15社(75%)
・情報収集、リサーチ:13社(65%)
・会議内容の要約、議事録作成:11社(55%)
・営業提案の準備:10社(50%)
・マニュアル、FAQ作成:8社(40%)
定型的な文書作成や情報整理だけでなく、営業提案の準備や社内情報の整備など、売上や組織運営に関わる業務でも活用が進んでいます。
【調査結果4】社内定着に向けた運用体制も整備
支援開始後に新たに実施した取り組みについて尋ねたところ、以下の回答が得られました。
・生成AIの社内利用ルールを整備した:13社(65%)
・活用事例を共有する機会を設けた:12社(60%)
・AI活用の推進担当者を決めた:11社(55%)
・作業時間や利用件数などの成果指標を設定した:10社(50%)
生成AIを継続的に業務で利用するためには、ツールの操作方法を伝えるだけでなく、利用上のルール、推進担当者、成果を確認する仕組みが必要です。
【株式会社アスタの見解】
今回の調査では、AI活用支援の開始後、利用する業務と社員の双方が増えた企業が多い結果となりました。
中小企業のAI活用では、最初から全社的な導入を目指すよりも、作業負担が大きく、成果を確認しやすい業務を選び、小さく試すことが重要です。そのうえで、効果が確認できた利用方法を他の担当者や部署へ広げることで、社内定着につながりやすくなります。
また、単純な時間削減だけでなく、提案準備の速度、顧客対応の品質、社内情報の共有など、企業ごとの経営課題に合った成果指標を設定することも必要です。
株式会社アスタでは、AIツールの導入にとどまらず、業務の整理、活用テーマの選定、運用ルールの整備、推進体制の構築、成果確認までを一貫して支援しています。
【今後の展望】
株式会社アスタは、今後もクライアント企業のAI活用状況と成果を継続的に確認し、業務改善や営業活動への活用、社内定着に関する実態を発信してまいります。
また、中小企業AI業務改善、中小企業AI営業支援、AI推進部代行を通じて、企業ごとの課題に合わせたAI活用を支援してまいります。
【調査概要】
調査名称:AI活用支援開始後の変化に関する調査
調査対象:株式会社アスタによるAI活用支援の開始から3か月以上が経過したクライアント企業
有効回答数:20社
調査期間:2026年7月28日~2026年8月4日
調査方法:オンラインアンケート
調査主体:株式会社アスタ
比較方法:支援開始前の状況と調査時点の状況を回答者が比較
※複数回答の設問を含みます。
※回答内容は各社による自己申告です。
※支援内容、支援期間、対象業務、利用人数は企業ごとに異なります。
※本調査は株式会社アスタのクライアント20社を対象とした小規模調査です。国内の中小企業全体の傾向を示すものではなく、参考値としてご覧ください。
※本調査結果は、株式会社アスタの支援による同様の効果を保証するものではありません。
【株式会社アスタについて】
株式会社アスタは、中小企業に特化したAI導入・活用支援を行うコンサルティング会社です。企業ごとの業務や組織の状況を確認し、AI活用テーマの整理、業務改善、営業活動への活用、運用ルールの整備、社内推進体制の構築などを支援しています。
会社名:株式会社アスタ
代表者:代表取締役 小路 雅也
支店所在地:東京都港区北青山一丁目3番1号
事業内容:
・中小企業向けAI導入・活用支援
・中小企業向けAI業務改善
・中小企業向けAI営業支援
・AI推進部代行
コーポレートサイト:https://asta-inc.info/
配信元企業:株式会社アスタ
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