この集計により、直近の技術開発において競合他社が権利化する上で、阻害要因となる先行技術を多数保有している先進的な大学・研究機関が明らかになります。
集計の結果、2025年に最も引用された機関は、1位 産業技術総合研究所、2位 東京大学、3位 東北大学となりました。

1位 産業技術総合研究所の最も引用された特許は「オン抵抗低減と耐電界向上を実現する半導体装置」(東芝との共願)に関する技術で、東芝の計7件の審査過程で引用されています。このほかには「支持フィルムと感光性樹脂層からなるマイクロ流路デバイス用感光性樹脂積層体」(旭化成との共願)に関する技術が引用された件数の多い特許として挙げられ、富士フイルムなどの計6件の拒絶理由として引用されています。
2025年に産業技術総合研究所の特許による影響を受けた企業としては東芝、パナソニックホールディングス、TOPPANホールディングスなどが挙げられます。
2位 東京大学の最も引用された特許は「広範な有機溶剤可溶高分子材料との複合化を容易にするセルロースナノファイバー分散液」に関する技術で、花王などの計5件の審査過程で引用されています。このほか「CD4+細胞を除去しCD8+細胞を活性化させることで固形がんの治療・再発・転移を抑制する治療剤」に関する技術が引用された件数の多い特許として挙げられ、小野薬品工業の計4件の拒絶理由として引用されています。
2025年に東京大学の特許による影響を受けた企業としてはNTT、花王、NECなどが挙げられます。
3位 東北大学の最も引用された特許は「カルボキシル基と水酸基に疎水基を付与した変性セルロースナノファイバーを乾燥後に再分散しやすくする方法」に関する技術で、花王の計4件の審査過程において拒絶理由として引用されています。
2025年に東北大学の特許による影響を受けた企業としては物質・材料研究機構、NTT、TDKなどが挙げられます。
4位 大阪大学は「CCR8を標的とする抗体を含む癌治療用医薬組成物」、5位 UNIVERSITY OF CALIFORNIAは「低免疫原性多能性幹細胞を作製し、拒絶反応を回避して臓器再生に利用する技術」が、最も引用された特許として挙げられます。
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■ランキングの集計対象
日本特許庁に特許出願され、2025年12月までに公開されたすべての特許のうち、2025年1月から12月末までの期間に拒絶理由(拒絶理由通知または拒絶査定)として引用された特許を抽出。
本ランキングでは、権利移転を反映した集計を行っています。2026年5月末時点で権利を保有している大学・研究機関の名義でランキングしているため、出願時と大学・研究機関名が異なる可能性があります。
業種は総務省の日本標準産業分類を参考に分類しています。
■大学・研究機関 他社牽制力ランキング2025 データ販売
納品物:以下のデータを収録したエクセルファイル
1)ランキングトップ50機関
大学・研究機関の被引用件数上位50機関のランキング
2)被引用件数上位100件のリスト
大学・研究機関の被引用件数上位100件及び引用先の特許との対応を掲載
価格:50,000円(税抜)
お申し込みは下記URLをご参照ください。
https://www.patentresult.co.jp/ranking/fcit/2025/fcituniv.html
■本件に関するお問い合わせ先
株式会社パテント・リザルト 事業本部 営業グループ
ホームページURL:https://www.patentresult.co.jp/
メールアドレス:info@patentresult.co.jp
■会社概要
社名:株式会社パテント・リザルト
住所:〒101-0021 東京都千代田区外神田2-19-3 お茶の水木村ビル7階
配信元企業:株式会社パテント・リザルト
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