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バルタン星人の「フォッフォッフォッ」ポーズは「演出」ではない? 監督が語った切実な事情とは

バルタン星人の「フォッフォッフォッ」ポーズは「演出」ではない? 監督が語った切実な事情とは


バルタン星人は『ウルトラマン』以降も数々のシリーズ作に登場しているが、いずれも両腕をあげたポーズが印象に残る? 画像は「S.H.フィギュアーツ ウルトラマン バルタン星人」(BANDAI SPIRITS)

【画像】「てことは…」「やっぱそうか」 これが実はバルタン星人にとって「つらいポーズ」です(3枚)

言われて見れば納得? 「定番ポーズ」の秘密

『ウルトラマン』を代表する宇宙人といえば、やはり「バルタン星人」です。

 バルタン星人をイメージするとき、多くの人が、両腕を上げ、やや胸を反らし、高らかに「フォッフォッフォッ」と笑っている姿が、思い浮かぶのではないでしょうか。巨大なハサミ状の腕が顔の両脇に並ぶあのポーズは、バルタン星人の不思議なビジュアルを最大限に魅せる「グラビアポーズ」と言っても過言ではありません。

 しかし、あの印象的なポーズですが、実は演出ではありませんでした。撮影現場でどうしても「必要」なポーズだったというのです。これは一体、どういうことでしょうか。

 バルタン星人の生みの親としても知られ、『ウルトラ』シリーズの監督として、数多くの作品を生み出した飯島敏宏さんは、2016年のインタビューで、こう述べています。

「時々腕を上げて『フォッフォッフォッ』と笑うのは、腕を下げていると爪が重くて大変だったから、休むために生まれたシーン。腕を上にあげて立てていると楽だったんです。」

 なるほど、のひと言に尽きます。バルタン星人の腕は、普通におろすとふくらはぎのあたりまであります。これだと巨大なハサミ(飯島監督いうところの爪)の重量が、そのまま肩と腕にのしかかってしまうのです。

 そうかといって前屈みになってハサミを地面に着けるわけにもいかず、必然的に「両腕を上げる」というかの有名なポーズに落ち着いたのでした。

 今でも子供達がソフビ人形で遊ぶ際は、バルタン星人に両腕を上げるポーズをさせていることでしょう。

『ウルトラマン』の後に続く作品で再登場した際にも、バルタン星人は多くのシーンで爪を上に向けていました。例えば、『ウルトラマンマックス』に登場し、ウルトラマンマックスを一時は圧倒した「ダークバルタン」も、爪を上に向けたポーズが再び印象的に描かれました。

 大人であれば、バルタン星人の定番ポーズの背後にある「現場の苦労」に思いを馳せてみるのもまた、一興かもしれません。

配信元: マグミクス

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