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「えっ、デビルマンも?」 50年前『スパロボ』の原点となる映画に隠された「とんでもない未発表案」

「えっ、デビルマンも?」 50年前『スパロボ』の原点となる映画に隠された「とんでもない未発表案」


映画『グレンダイザー ゲッターロボG グレートマジンガー 決戦! 大海獣』ポスタービジュアル (C)ダイナミック企画・東映アニメーション

【画像】「えっ」「見てみたかった…」 これが「映画マジンガー最終作」企画に名前のあがった「キャスト」陣です(4枚)

主題歌の歌詞に「スーパーロボット軍団」の言葉が

 今から50年前の1976年7月18日、「東映まんがまつり」で公開された映画『グレンダイザー ゲッターロボG グレートマジンガー 決戦! 大海獣』は、劇場版マジンガーシリーズ最終作であり、それまで以上のクロスオーバー作品でした。

 永井豪先生原作の『UFOロボ グレンダイザー』、『グレートマジンガー』、『ゲッターロボG』という3大人気ロボットアニメ作品が共演し、それを盛り上げるかのように劇場版オリジナル主題歌まで制作されています。まさに最終作にふさわしい扱いでした。

 この主題歌の歌詞に「スーパーロボット軍団」という名称が使われています。これが人気ゲーム「スーパーロボット大戦(以下スパロボ)」に大きな影響を与えたと思う人も多いことでしょう。

 もともと別作品だったヒーローの共演。今でいうクロスオーバーの元祖ともいえる劇場版マジンガーシリーズの最後を飾った敵が、本作のラスボス「古代海獣ドラゴノザウルス」でした。

 特筆すべきは、ドラゴノザウルスはそれまでの劇場版の敵と違い、誰かの命令に従った侵略兵器ではなく、生身の闘争本能だけで襲ってくる怪獣という点です。しかも単体で襲ってくるというのも初めてでした。変身能力のあった「ギルギルガン」は、指令を与える円盤があったので純粋な単体ではありません。

 このドラゴノザウルス、以前からファンの間で疑問視されていたのが、古代生物の生き残りにしてはデザインが異質な点です。いわゆる古代生物「恐竜」とは若干違ったテイストといえるでしょう。この疑問について、ヒントとなる書籍が30年ほど前に発行されていました。

永井豪オールキャストの予定だった?

 それが1995年に発行された「懐かしのTVアニメ99の謎(東映動画 編)」(二見書房)という書籍に書かれていた一文です。ここには、あくまでも未確認情報だが当初は『デビルマン』、『キューティーハニー』、『ドロロンえん魔くん』の共演も検討されていたと記されていました。

 いわゆる永井豪オールキャストでシリーズ最終作を飾る予定だったそうです。思えばシリーズ最初の作品が『マジンガーZ対デビルマン』だったわけですから、ロボット以外との共演もあり得る展開でしょう。

 それを踏まえてドラゴノザウルスのデザインを見てみると、デーモン族や妖怪と考えると合点のいくデザインではないでしょうか。これはあくまでも筆者の私見ですが、納得感のある答えのひとつではあります。

 結局、この企画がロボットのみになったのは残念ではありますが、オールキャスト総出演になった場合の見せ場の配分を考えると、仕方ないかもしれません。もっとも近いコンセプトで、デジタルコミック『永井豪まんが外伝 ダイナミックヒーローズ』という作品もありました。

 そして仮に永井豪オールキャストが実現していれば、『スパロボ』はロボットだけの登場に限らないヒーローものの集合ゲームになっていたかもしれません。そう思うと『決戦! 大海獣』は完成版でも企画版でも、後年の歴史に大きな影響を与えた作品になっていたわけです。

配信元: マグミクス

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