8・11両国大会へ向けた公開会見&前夜祭が7日、東京・池袋西口公園野外劇場グローバルリングシアターで行われ、KONOSUKE TAKESHITAとの一騎打ちに臨む武知海青が覚悟を示した。
武知は昨年11・3両国大会でTAKESHITAとタッグを結成。樋口和貞&正田壮史と対戦し、チームとして白星を挙げた。試合後、武知が握手を拒んだことがきっかけとなり、9ヵ月の月日を経て、両者のシングルマッチが実現することになった。
武知は「まさか世界のKONOSUKE TAKESHITA選手とシングルで両国でできるとは思っていなかったので、このような機会をいただけたことに、まずは感謝の気持ちでいっぱいです。そして応援してくださる方、見に来てくださる方は、99%、TAKESHITAさんが勝つんじゃないかと思われていると思うんですけども。僕は残りの1%に全力の人生をかけて勝ちにいきたいと思いますので、 最後まであきらめない姿を、皆さんにお見せできるよう精いっぱい頑張ります」と決意表明した。
対するTAKESHITAは「この試合、TAKESHITAは先輩ヅラする気もないし、胸を貸すつもりもないです。 武知海青という一人のレスラーと、両国国技館のリングで向かい合いたいと思います」とキッパリ。「彼がね、今言ったように、人生かけて僕の前に立ってくれるなら、僕もこれまでの14年のキャリアすべてをぶつけて武知海青に挑みたいと思います」と武知の思いに呼応する意向を示した。
現在、TAKESHITAは参戦中の新日本『G1 CLIMAX』が終盤戦を迎え、疲労、ダメージも蓄積されている時期とも思われる。TAKESHITAは「『G1 CLIMAX』は世界一過酷なリーグ戦と呼ばれてるんですけど。今、終盤に差しかかって、全くダメージ、疲れ、そんなものはないです」と否定したTAKESHITAは「G1はG1、このDDT両国大会は僕にとってもまた別の特別なものなので、100%のTAKESHITAで当日は迎えたいと思います」と宣言した。
以前、TAKESHITAは「俺の想像を超えてきてほしい」と発言していたが、武知は「僕もTHE RAMPAGEで、もう11年やらせていただいてて、子供の頃からダンスは続けてて。ステージは違えど、そういったステージも立たしてもらってて。やっぱり自分を表現するっていうのはすごく自分の中でも得意で、なんなら、それで今ご飯を食べているので。あのTAKESHITAさんの想像を越えるというものは、何倍にでも越えられる気は正直しています」と自信をチラリ。「自分自身でも、まだ見ぬ世界をやっぱりプロレスを通して出会ってきているので。TAKESHITAさんとぶつかることで、僕も知らない武知海青を自分自身でも見つけられる気がしているので。精いっぱい本気で挑みにいきたいと思います」と力を込めた。
年始にTAKESHITAは「DDTで戦いたい相手」として武知の名を挙げていた。「去年のDDTの両国大会で、僕と武知選手でタッグ組んで。 試合が終わって握手しようと思った、その手を払われたんですね。それが印象に残ってて。これってやっぱりプロレスならではというか。あそこで握手してたら、たぶんこの試合って決まってなくて。あそこで僕の手を払ったから、この次の両国で僕とシングルマッチするって。だから、あの手を払われた時に、こいつとはいつか戦うんやろうなって」と回想したTAKESHITAは「最初に武知選手と触れ合うのがDDTのこのビッグマッチ、両国国技館っていうことで。こう運命的なものは感じつつ、しっかりTAKESHITAのプロレスっていうのを、皆さんに見せたいと思います」と語った。
武知は「あの時にタッグ組ましてもらって、こんなにも強くて、すげえ人がいるんだっていうのをやっぱ隣で感じて。どうしても、それを対角で感じたくなっちゃって、手を払ってしまった」と振り返りつつ、「こんなチャンス2度とないと僕自身も思ってますし、ここで勝つことができたならば、一気に武知海青っていう名前がプロレス界に広がるっていうこともあるので。そのとき感じた気持ちのまま、今はいるのでゾクゾクします」と武者振るいした。
この言葉を聞いたTAKESHITAは「ここまでプロレスのキャリアは短くても、人生何かにかけてきたというか、費やしてきたその生き様があると思うんで。それを僕にはぶつけてほしいですね」と希望。「僕はプロレスラーを志して、早25年ぐらい経つんで。プロレスに人生かけて費やしてきたんで。僕はその人生をぶつけるし、俺が思うプロレスはこうやぞと。僕はプロレスでしか見せられないんで。だから武知選手は当日自分が思うプロレスでもいいし。プロレスって本当にこの四角いリングの中で、自由に表現できる場所なんで、彼の人生を僕にぶつけてきてほしいなと。それを受け止めた上で、TAKESHITAのプロレスを見せる。それに尽きます」と言い切っていた。

