
「鬼木監督、すごいですね」超攻撃的采配で大逆転に導く!森保監督が鹿島指揮官に感嘆。そして選手以外でもう1人絶賛「W杯基準というか…」
[J1第1節]鹿島 4-3 横浜FM/8月7日/国立競技場
鹿島アントラーズは8月7日、J1開幕戦で横浜F・マリノスと対戦。16歳の三井寺眞に先制点、相手エースの谷村海那に2発を浴び、1-3で終盤を迎えたなか、王者の執念と鬼木達監督の辣腕が大逆転を呼び込んだ。
川崎フロンターレで数々のタイトルをもたらし、鹿島1年目の2025年にもJ1制覇に導いた52歳は、レオ・セアラのこの日2点目で1点差に迫った直後の85分に、徳田誉とチャヴリッチのFW2人を投入。L・セアラと鈴木優磨は残したままで、4トップのような形にした上、SBにMFが本職のアタッカー松村優太と林晴己を置いた。
超攻撃的な策で反撃の圧力を高めた結果、チャヴリッチが90+9分にPKで同点弾、90+12分にCKの流れから勝ち越し点を奪ったのだった。
現地国立で大激戦を見届けた日本代表の森保一監督は、「めちゃくちゃ良い試合じゃないですか。ハラハラドキドキ、興奮しまくりの本当に素晴らしい内容の試合」と絶賛。そして6学年下の“後輩”鬼木監督に触れ、次のように語った。
「鬼木監督、すごいですね。何回も試合終盤に追いつくとか、勝ち切るところを見てきましたけど、本当に鬼木監督のまくりはすごいなと思いました。追いついて逆転するところまで攻撃的にギアチェンジしていこうという、素晴らしい采配だったかなと思います」
森保監督はまた、北中米W杯からの好循環を感じたようだ。
「ワールドカップから日本のサッカーも、Jリーグでプレーする選手も刺激を受けて、世界のサッカーを見て『自分たちもやってやろう』というアグレッシブさが出ていました。この暑いなかで体力を温存しながら戦おうというメンタリティになってもおかしくはないような状況でしたが、とにかく出し切っていた。ボールをどちらのチームが制していくのかっていう球際のところも本当にバチバチと、サッカーの本質の部分とゴールに向かっていくところがすごく出ていました。
レフェリーもワールドカップ基準というか、ワールドカップで『これでも取らないのか』ってプレーをしていたことであったりっていうのは、同じ基準をイメージしながら、魅力あるプレーが続くジャッジをされていたなと思いました」
世界のサッカーカレンダーに合わせ、2026/27シーズンとして新たなスタートを切ったJリーグのコンセプトは「ここから、世界だ」。その言葉通り、あらゆる面で世界基準の戦いを目指していく。
取材・文●有園僚真(サッカーダイジェストWeb編集部)
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