今夏のトレードでロサンゼルス・ドジャースの一員となったタリク・スクーバルが、“古巣”への想いを語った。米ポッドキャスト番組『Pardon My Take』に出演した際、フリーエージェント(FA)を迎える今オフに、デトロイト・タイガース復帰を望む意思を示したとして、そのコメントが米国内で注目を集めている。
8月7日、現地メディア『Sports Illustrated』も公式サイト上でスクーバルの発言の一部を掲載。以下のような言葉が並んだ。
「現役生活のすべてをデトロイトで過ごせたら最高だ。プレーオフが終わった11月に交渉を再開できればと思っている。そこからどうなるか見てみたいし、ぜひ戻りたい。デトロイトという街については、良いことしか言うことがない」
オフのFAまで“レンタル”という立場でドジャースの一員となったばかりのスクーバル、はこのコメントによって今後の去就への関心がより高まることとなった。当然、来るFA市場では球界最強左腕をめぐる争奪戦が苛烈を極めることも想像に難くない。
その中で、同メディアのタイガース担当であるマディ・ディケンズ記者は今回の発言について、「やや意外だった」と振り返りながらも、「(FAで)獲得に必要な金額は途方もないものになるだろう。それでも、この28歳の投手が“故郷”へ戻りたいと強く望んでいることは明らかだ」など反応している。
また、今季終了後の動向について、「スクーバルの獲得には、資金力のある球団がこぞって名乗りを上げるだろう」と予想するとともに、「結局のところ、最大の問題となるのは、デトロイトのフロントが長期契約のためにどれだけの金額を用意できるかだ」と指摘する。
さらにディケンズ氏は、現在スクーバルが所属するドジャースが好条件を提示する可能性にも触れながら、スクーバルのタイガース復帰を支持。「では、タイガースへ戻るために、スクーバルはドジャースが提示すると予想される金額よりも安い契約を受け入れるべきなのだろうか」と問いかけ、その上で、「本人の言葉が本心であり、タイガースが妥当な条件を提示するのであれば、その答えは間違いなく『イエス』だ」などと主張している。
ドジャース移籍による余波が今もなお収まらない中で、冬のFAに関する話題も熱を帯び始めている。2026年後半も引き続き、スクーバルの名前が多くのメディアを賑わせそうだ。
構成●THE DIGEST編集部
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