今夏にフィラデルフィア・セブンティシクサーズへの移籍を決断したレブロン・ジェームズ。来季NBA24シーズン目に臨む“キング”に、レジェンドのシャキール・オニール(シャック)が持論を展開した。
現地8月5日、米メディア『FTW』と『USA Today Sports』のインタビューに応じたシャックは、41歳のレブロンがキャリア終盤にシクサーズへ移籍したことについて「リングを追い求めている」との批判に反論。すでにキャリアのなかで4度の優勝を経験しているレブロンにとって、今回の移籍は“リング・チェイシング”には当たらないと主張した。
「彼はリングを追い求めているんじゃない。すでに正しいやり方でリングを手にしている。キャリアの終盤に誰かと組み、その選手の優勝を助けながら、自分もリングを獲得し続ける。それを俺は“リング・コンティニュアンス”と呼んでいる」
その一方で、シャックはレイカーズ時代のレブロンについては、球団史に名を刻むレジェンドたちと同列には扱えないとの見解を示した。
2018年にレイカーズへ加入したレブロンは、20年にフランチャイズ史上17度目となる優勝に導き、ファイナルMVPを受賞。しかし、在籍8年間で手にしたチャンピオンリングはひとつにとどまった。
こうした実績を踏まえ、シャックはレブロンのレイカーズ史上の位置づけについて、こう語った。
「レブロンにとって良かったのは、1回優勝したことだ。でも、カリーム(アブドゥル・ジャバー)は6回、マジック(ジョンソン)とコビー(ブライアント)は5回、俺は4回、(カート)ランビスは3回優勝している。だから、彼はパーティーにはいる。でも、ステージには上がっていないんだ」
レブロンのレイカーズ史における評価については、1980年代にジャバーやマジックと共闘した球団OBのバイロン・スコットも、『TMZ Sports』で見解を示している。
「現時点でクリプトドットコム・アリーナ(レイカーズ本拠地)の前に銅像がある選手たちを見れば、彼らはレイカーズに長く在籍している。キャリアのほとんどをレイカーズで過ごし、複数回の優勝を成し遂げているんだ」
またスコットはレブロンの銅像建立について問われると、「私はレブロンが、コート内外で成し遂げてきたことを考えれば大ファンだ。でも、銅像? 今の時点ではないね」と答えている。
もっとも、レブロンがレイカーズで残した功績は無視できない。10年代に入って低迷していたチームを加入2年目の20年に10年ぶりの優勝へ導き、自身4度目のファイナルMVPを獲得。さらに個人としても通算得点歴代1位浮上など、在籍時にNBA史に残る数々の記録を打ち立てた。
それでも、レイカーズ史における“偉大さ”を測るうえで、優勝回数や在籍年数を重視した場合、ジャバーやマジック、コビーといったレジェンドに肩を並べるのは難しいというのが、今回のシャックやスコットの主張だ。
構成●ダンクシュート編集部
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