
「次の日本代表戦に呼ばれる」FC東京戦でそう予感させたアタッカーは?【町田】
2026年8月8日、FC町田ゼルビアはJ1リーグ第1節でFC東京と対戦した。立ち上がりは相手の素早い背後への攻撃に対応し切れず、5分に先制点を献上。失点後もFC東京に押し込まれ、苦しい時間帯が続いた。
それでも、昌子源を中心とした守備陣が粘り強く耐えると、27分に試合を振り出しへ戻す。相馬勇紀の鋭い縦パスを起点に、中山雄太のクロスからミッチェル・デュークのヘディング弾でゴールネットを揺らした。
この同点弾で流れを引き寄せた町田は、38分に橋本健人(FC東京)の退場で数的優位を得る。すると45+2分、明本考浩が勝ち越しゴールを決め、前半のうちに試合をひっくり返した。
序盤こそ劣勢を強いられたものの、限られたチャンスを確実に生かして追いつき、流れを掴んで一気に逆転。町田の勝負強さが際立った前半だった。
後半に入っても攻撃の手を緩めない。52分には相馬が鮮やかなFKを直接沈めると、65分にはテテ・イェンギが個人技から追加点。さらに80分には岡村大八もゴールを決めて、5−1の大勝を収めた。
この快勝のなかで、「次の日本代表戦に呼ばれる」と予感させたのが相馬だ。M・デュークの同点ゴールに繋がった縦パスはもちろん、圧巻だったのはFKの精度。前半にも直接狙える位置から鋭いシュートでゴールを脅かしており、29歳のアタッカーが得点への強い意欲と高い技術を存分に示した一戦だった。
取材・文●白鳥和洋(サッカーダイジェストTV編集長)
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