アルゼンチン代表FWリオネル・メッシの父、ホルヘ・メッシ氏が死去した。母国アルゼンチンの各メディアをはじめ、世界三大通信社『Reuters』『AP』『AFP』、米紙『USA Today』『New York Post』、米放送局『CNN』、スペイン紙『Marca』『as』、フランス紙『L'Équipe』、イタリア紙『Gazzetta dello Sport』、英紙『Guardian』、英放送局『BBC』など、世界各国メディアが一斉に報じた。
アルゼンチン紙『Clarin』は「リオネル・メッシの父、ホルヘ・オラシオ・メッシ氏が死去。数か月の闘病の末、68歳でなくなった。数日前までメッシが傍らで付き添っていた。北中米ワールドカップの決勝を戦い終えた後、メッシは故郷ロサリオに駆け付け、父を見舞っていた」と報じた。
アルゼンチンのスポーツメディア『TyC Sports』も「ホルヘ・メッシ氏が死去。アルゼンチン代表主将リオネルの父が、故郷ロサリオの病院で死去。享年68」と伝えている。
「ホルヘ氏はとても目立たない人物だったが、レオが史上最高のサッカー選手になるうえで欠かせない役割を果たした。レオが13歳の時だった。当時所属していたニューウェルズが成長障害の治療費を捻出できず、リーベルプレートへの移籍も認められなかった時、ホルヘ氏はレオをバルセロナに連れ出し、15日間のトライアルを受けさせた。そしてバルセロナのカルロス・レシャックSDが紙ナプキンに青のボールペンで書いた“歴史的な契約書”を受け取った」
そのバルセロナでメッシは治療を受けながらピッチで頭角を現わし、プロキャリアを一気に駆け上がっていった。
「バルセロナでの20年、パリ・サンジェルマンへの移籍、そして現在のインテル・マイアミでの地位にいたるまで、ピッチ外でレオの人生を導いたのはホルヘ氏だった」
スペイン紙『as』もホルヘ氏の状況を報道。「W杯グループステージ初戦のアルジェリア戦でハットトリックを決めたメッシが泣き崩れた。メッシは“いま僕たちは困難な時期を過ごしている”と語り、それは父の健康状態を指していた」と伝えている。
メッシの父、ホルヘ氏の訃報に際し、故郷ロサリオのニューウェルズがSNSで追悼し、半旗を掲げた。さらに、同じロサリオ市を本拠地とするニューウェルズの宿敵ロサリオ・セントラルも追悼文を公開している。
CONMEBOL(南米サッカー連盟)、AFA(アルゼンチンサッカー協会)、アルゼンチン代表、アルゼンチンリーグ、RFEF(スペインサッカー連盟)、かつてプレーしたフランス1部リーグ・アンのスペイン版、以前メッシが親善大使を務めたユニセフ、またアルゼンチン代表MFエンソ・フェルナンデスも哀悼の意を表した。
ほかにもリーベル・プレート、ボカ・ジュニオルス、ベレス・サルスフィエルド、ティグレ、ウラカン、インデペンディエンテ、ラシン・クラブ、エストゥディアンテス、ラヌース、コロンといったアルゼンチン国内クラブのほか、レアル・マドリーもそれぞれ公式声明で弔意を表している。
下部組織時代の2000年から退団する2021年まで過ごした古巣バルセロナは、「私たちの最も心からの弔意を。安らかに眠ってください」と故人の冥福を祈った。
構成●THE DIGEST編集部
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