
「スパーズは断固拒否だ!」アルゼンチン代表CBが25年ぶりの“禁断移籍”を希望と英報道「売却するくらいならベンチに置くだろう」
北中米ワールドカップにアルゼンチン代表の主軸CBとして出場したクリスティアン・ロメロの周辺が慌ただしい。4シーズンを過ごしてきたトッテナム・ホットスパーからの今夏移籍は既定路線で、同胞のディエゴ・シメオネ監督が率いるアトレティコ・マドリーが有力な移籍先候補に挙がっている。
そんななか、英紙『The Sun』が驚きのニュースを報じた。「クリスティアン・ロメロが物議必至のアーセナル移籍に前向き! 実現すればトッテナムから宿敵へ直接移籍する25年ぶりの選手となる」と銘打った記事を掲載したのだ。トッテナムとアーセナルは北ロンドンを二分する宿敵同士。過去にも何度か両クラブ間で移籍が成立したが、その都度特大の反発を招いた。
なかでも最大の事件となったのが、2001年のソル・キャンベル移籍だろう。トッテナムの生え抜きだったDFキャンベルが当時黄金期を謳歌していたアーセナルに電撃移籍し、スパーズ・ファンから「ユダ(裏切者)だ!」と罵られるなど一大騒動となった。
『The Sun』紙は「ノースロンドンを横断するロメロの移籍が実現すれば、まさに誰もが目を疑うような移籍となる。キャンベルの移籍との違いは、当時の彼がフリーエージェントだったということだ。そのためスパーズにはキャンベルが『敵地』へ渡るのを阻止する手段がなかった」と振り返る。一方で今回は「ロメロには現在の契約があと3年間残っている。よって彼の将来について主導権を握っているのはあくまでもスパーズだ」と記した。
同紙は「ロメロ側はアーセナルへの移籍を望んでいるようだが、トッテナムには宿敵へ売却する意思がまったくない。断固拒否の姿勢を貫くはずだ。ライバルに売却するくらいなら、彼をリザーブに置いておくほうを選ぶだろう」と論じ、「我々が取材したところ、スパーズの幹部クラスの情報筋から、クラブがロメロをガンナーズへ売却など検討する可能性さえないと聞いている」と続けた。
スパーズのロベルト・デ・ゼルビ監督はロメロの後釜として、ブライトンからオランダ代表CBヤン=ポール・ファン・ヘッケを5200万ポンド(約104億円)で獲得済み。『The Sun』紙は「アーセナルは新たなCBを探しているが、今夏最大の物議を醸す可能性があった移籍は事実上なくなったと言える。それでもロメロは移籍市場が閉まるまでにスパーズを退団するのは間違いない」と断定。「アトレティコが評価額4000万ポンド(約80億円)のロメロに対し、新たなオファーを準備中で、その資金は3選手の売却で捻出される。インテル(イタリア)も獲得に興味を示しているが、こちらは条件面でスパーズとかなりの隔たりがあるようだ」と伝えている。
構成●サッカーダイジェストWeb編集部
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