実家への帰省や義理の両親への挨拶を控え、頭を悩ませるのが「手土産選び」だ。毎回、同じデパ地下の羊羹や定番の煎餅では芸がなく、かといってトレンド重視の洋菓子は高齢の親世代の口に合わないことが多い。「気を遣わせないがセンスが良い」という絶妙な塩梅の着地点を見つけるのは至難の業である。
そこで今夏の帰省シーズン、失敗しない選択肢として挙げられているのが、伝統的な和菓子に現代のセンスを取り入れた「進化系和菓子(ネオ和菓子)」だ。2000円から4000円帯で買え、実家の両親や親族から大絶賛される最強の手土産をピックアップしたい。
贈答品に精通するトレンドライターが推奨する。
「羽田空港を利用するなら、第1ターミナル内にある『いったつみとらどう』が注目株です。和食の伝統技法を生かした看板メニュー『椰子の白わらび餅』(税込3888円)は、わらび粉とココナッツミルクを掛け合わせた逸品。普通のわらび餅とは似て非なるまろやかな味わいで、目上の人へ贈る特別な手土産として申し分ありません」
同じターミナル内にある「文明堂 羽田空港店」の「東京しゅくれあん」(12個入り・税込1728円)も秀逸な品だ。トレンドライターが続けて解説する。
「甘さ控えめのつぶあんをサクッとしたシュー生地で包んだ、空港限定の和洋折衷メニュー。老若男女を問わず、喜ばれます」
孫が集まる親族の集まりで一目置かれる「見て食べて楽しい」一品
新幹線に乗るため東京駅を利用する場合は…。
「こちらもネオ和菓子の宝庫。お土産探しには困らないでしょう。個人的には改札内グランスタ東京にある『香炉庵 KOURO-AN』の『ドラえもん東京鈴もなか』(12個入り・税込1560円)がイチオシです。ドラえもんのトレードマークである黄色い鈴を象った可愛らしいもなか皮の中に、上品なこしあんとコクのあるバター求肥もちがギッシリ。見て楽しく、食べて美味い一品で、孫が集まる親族の集まりで一目置かれるでしょう」(前出・トレンドライター)
昭和の定番を洗練された形でアップデートした最新和菓子。センスあふれる逸品をスマートに携え、心温まる夏の帰省タイムを演出したい。
(滝川与一)

