
「コン・バトラーV6」の登場が描かれたマンガ『超電磁大戦ビクトリーファイブ』1巻(ジャイブ)
【画像】「おぉ…」これが立体化された「コン・バトラーV6」のカギとなるマシンです(7枚)
「V6」の起源は長谷川裕一先生のマンガ作品
先日、「超合金魂」ブランドでの新商品発売が発表された「コン・バトラーV6」について、一部のファンの間で議論が巻き起こっています。2026年は『超電磁ロボ コン・バトラーV』50周年にあたり、Blu-ray BOXなど、50周年関連の商品やイベントが続いていました。その一環で、コン・バトラーVのパワーアップバージョンである「V6」の発売となったのでしょう。
V6は長谷川裕一先生のマンガ『超電磁大戦ビクトリーファイブ』に登場した機体です。このマンガでは『超電磁マシーン ボルテスV』、『闘将ダイモス』、『未来ロボ ダルタニアス』といった複数の作品がクロスオーバーしていました。ファンには大好評だった作品です。
V6とは、オリジナルのコン・バトラーVにバトルマシーン6号機「バトルアーマー」が合体した強化形態で、より強力になった必殺技「超電磁スピン・ファイナルストライク」が使用可能となりました。
この活躍は発表と同時に公開された特典映像で、完全新作フルCGアニメーションとなっています。この映像ではコン・バトラーV6と戦う謎の敵にも注目が集まっていました。ひょっとしたら特別バージョンとして、いずれ謎の敵も販売されるのかもしれません。
ファンにとって喜ばしい商品展開に思えますが、意外にも手放しで喜んでいる人ばかりではないようです。それには、発表までの経緯が複雑に関係しているかもしれません。

同じく50周年記念仕様でコン・バトラーVを立体化した、「超合金魂 GX-50SP コン・バトラーV CHOGOKIN 50th ver.」(BANDAI SPIRITS)
作品のブームを「再燃」させる可能性も?
今回のV6発表の数日前、まず素体となるコン・バトラーVが「超合金魂」で発売されることが明かされました。このコン・バトラーVが本来のデザインでなくリニューアルされていたことに、一部では否定的な意見が出ています。
筆者は、この時の発言で「リニューアルするくらいならV6の方がいい」というものを見かけました。そして、この意見に賛同する人も見かけています。その後、今回のV6発売発表ですから、個人的には販売側の誘いボケのように思えて苦笑いしました。
そういう点では、まずSNS上で注目を集めてから「本命」を発表するという手法は成功したといえるでしょう。話題作りとしては問題ないかもしれません。
それでも、素体であるコン・バトラーVのリニューアルに対しては、できればオリジナルのコン・バトラーが素体のV6を見たかったという意見が少なからずありました。これは原典であるマンガ版を知る人ほどそう思う傾向にあるでしょう。筆者もそうです。
もっとも、コン・バトラーVは過去に何度かリメイクされて販売された経緯がありますから、オリジナルを出すよりもリニューアルをしたかった販売側の思惑も理解できます。そしてこのV6の販売が、その後への期待につながることになるかもしれません。
SNSでファンの多くがコメントしていたのが、ゲーム「スーパーロボット大戦」シリーズへの参戦です。近年、オモチャ発売に合わせてゲームでコラボされることも多いので、可能性は高いかもしれません。
もうひとつは、V6に続いて「ボルテスVII」「烈将フォボス」といった『ビクトリーファイブ』に登場した機体が販売されることです。ファンのなかには『超獣機神ダンクーガBURN』の「ダンクーガBURN」まで出してほしいという意見もありました。
このように、アニメ放送終了後からパワーアップ機体が出た例として、「マジンカイザー」や「真ゲッターロボ」があります。どちらもブームを再燃させました。そう考えると、リニューアルで議論を巻き起こしたという一面はあるものの、V6は次の世代への認知度を高めるきっかけとなるかもしれません。この先の半世紀も語られる作品となるかどうかの、重要な通過点と見てよいでしょう。
