
画像は『も~っと!おジャ魔女どれみ』Blu-ray BOX(Happinet) (C)東映アニメーション
【画像】え、「大人になって…」「でっかくなってる!」 こちらが「どれみ」たちの成長した姿です(4枚)
平成を彩った人気アニメの知られざる最終回
毎週欠かさず見ていたはずなのに、気付けば途中で見なくなってしまったアニメは意外と多いものです。長期シリーズが主流だった平成には、そんな作品が数多く存在しました。『とっとこハム太郎』や『おジャ魔女どれみ』など、懐かしの人気アニメはそれぞれどのような最終回を迎えたのでしょうか。
『ハム太郎』の最終回が暗すぎる?
アニメ『とっとこハム太郎』といえば、主人公の「ハム太郎」と個性豊かな仲間たち(通称:ハムちゃんず)の日常を描いたハートフル作品として親しまれてきました。しかし2000年に放送が始まった第1シリーズは、そうした作風からは想像しにくい切ない結末を迎えます。
きっかけは、ハム太郎の引越しでした。突然の報告にハムちゃんずが動揺するなか、ハム太郎に好意を寄せる「リボンちゃん」は特に深く落ち込みます。その姿を見た「タイショーくん」は、「ハム太郎さえいなくなれば、リボンちゃんはオレのもの」と考えてしまい、心ない言葉を口にしてしまうのです。
やがてタイショーくんは罪悪感に耐えきれなくなり、みんなの友だちにふさわしい男になるため旅立ちを決意します。彼の思いを知ったハム太郎たちは「タイショーくんが帰ってくるまで地下ハウスは使わない」と閉鎖を決め、涙のお別れで幕を下ろすのでした。
もっとも、この結末は第1シリーズのものです。物語はここから第2シリーズへと突入し、最終回では「こうしくん」と「じゃじゃハムちゃん」の結婚が描かれるなど、温かな締めくくりとなっていました。
結局どれみたちは「魔女」になれたの?
1999年からおよそ4年間にわたって放送された「おジャ魔女どれみ」シリーズでは、終盤でおジャ魔女たちが、自らの将来について大きな決断を下します。
本作は、魔女見習いとして修業に励む「春風どれみ」たちの奮闘と成長を描いた作品です。放送当初は小学3年生だったどれみも、TVアニメシリーズ4作目『おジャ魔女どれみドッカ~ン!』では小学6年生となり、魔女になるのか人間のままでいるのか、決断を下す日がやって来ます。考え抜いた結果、彼女たちは「魔女にならない」という道を選ぶのでした。
そうして迎えた最終回では、どれみたちの卒業式が描かれます。エンディングで初代オープニング曲「おジャ魔女カーニバル!!」が流れる演出に加え、どれみが魔女に興味を持つきっかけとなった「好きな人に告白したい」という願いを、自らかなえるラストシーンは、いま見返しても胸が熱くなるはずです。
奈落は? かごめは? 四魂の玉は?
かつてはアニメが原作マンガの連載に追いつき、結末を描けないまま放送終了を迎えるケースも珍しくありませんでした。2000年にTVアニメ化された高橋留美子先生の『犬夜叉』も、そのひとつです。
砕け散った「四魂の玉」をめぐる「犬夜叉」たちの冒険は、原作の進行を待つ形でひと区切りとなり、宿敵「奈落」を倒せないまま幕を閉じます。のちに深夜枠で『犬夜叉完結編』が放送されましたが、完結編の存在を知らず、本当の結末を知らないままという人も多いのではないでしょうか。
完結編では奈落との戦いに決着がつき、物語の鍵だった四魂の玉も消滅します。四魂の欠片で命をつないでいた「珊瑚」の弟「琥珀」は、「桔梗」の力で命を取り戻し、珊瑚と「弥勒」は晴れて夫婦に。3人の子供にも恵まれました。
そしてヒロインの「日暮かごめ」は、現代ではなく戦国時代で生きることを選び、犬夜叉とともに新たな人生を歩み始めます。長い旅路の末に迎えた結末は、多くのファンが納得する締めくくりだったといえるでしょう。
