
俳優の福原遥が、8月9日に都内で開催された映画「あの星が降る丘で、君とまた出会いたい。」公開記念舞台あいさつに、細田佳央太、出口夏希、豊嶋花、井之脇海、原作者の汐見夏衛氏、メガホンをとった新城毅彦監督と共に登場。イベント終盤には主題歌を担当する福山雅治もサプライズ登壇し、会場が大きくどよめく場面があった。
■大ヒット映画の続編が公開
本作は、10代を中心に絶大な人気を博し、シリーズ累計発行部数は180万部を突破した、汐見夏衛によるベストセラー小説「あの花が咲く丘で、君とまた出会えたら。」の続編。前作は2023年12月に実写映画として劇場公開され、興行収入45億円を突破する大ヒットを記録した。続編であり完結編となる本作は、前作から7年後が舞台。愛する人を失い、それでも明日へと歩き出す“再生”の物語となる。
8月7日に公開を迎え、主演の福原は「『あの花』をたくさんの方に愛していただいたからこそできた『あの星』なので、本当に皆さんに感謝の気持ちでいっぱいです。初日に私も映画館に見に行ったんですよ。そしたらたくさんの方が見に来てくださっていて、見終わった後も皆さん涙してくださっていて、すごくうれしくて、『あ、届いたんだな』って、ちょっとホッとしてうれしかったですね」と安堵(あんど)の表情を浮かべた。
ちなみに映画館の客席中央付近で鑑賞したそうだが、「バレませんでした。家族で見に行ったんですけど、帰りにみんなの表情を見て、ちょっとだけ話を聞きながら帰ったりしました(笑)」とこっそり観客の反応を見ていたことも打ち明けた。
本作の主題歌は、「あの花が咲く丘で、君とまた出会えたら。」の「想望」に続き、福山が担当する新曲「邂逅」。同曲は「想望」の物語を受け継ぐ続編にして対となる楽曲として、「あの星が降る丘で、君とまた出会いたい。」のために書き下ろされ、8月10日(月)に配信リリースされる。
「邂逅」について、福原は「本当に素晴らしいです。この作品にもすごく寄り添ってくださっていて、何より百合を演じていてあの楽曲、歌詞を聞くと百合の感情をそのまま表現してくださっているように感じて。この作品にとって福山さんの曲はなくてはならない存在ですし、本当に感謝ですね」と敬意を表した。
■福山のサプライズ登壇に会場どよめく「ましゃー!」
そんな中、登壇者や観客にサプライズで福山が登場。「ましゃー!」と会場から大歓声が上がると、福山は「そんなに言ってくれるんですね(笑)。ありがとうございます。福山です。本日よろしくお願いいたします」と丁寧にあいさつし、大きな拍手に包まれた。
前作の完成披露試写会にもサプライズ登壇で登壇したことはあったが、それもあって何か予感めいたものがあったのか、このサプライズに互いの顔を見てほほ笑み合っていたのが福原と出口。
福原は「ビックリしました。裏ででぐっちゃん(出口)と『福山さん来てくださるかなぁ』って言ってて(笑)。冗談で、ですよ! まさかそんなことがあるとは思っていなかったので、うれしいです」と冗談半分で交わしていた会話が現実になったことを興奮気味に話すと、出口も「『当たっちゃった!』って思いました」とニッコリ。
それを受けて、福山は「ありがとうございます。『邂逅』というタイトルなんですけど、今回の楽曲は、僕も50代後半になってエンターテインメントの活動を36年ほどやっていると、人生には『これは運命なんだな』とか、『出会うべくして出会ったことなんだな』って思うことがあって」とした上で、「小説やドラマや映画の世界だけではなく、皆さんにもあると思うんですけど。人生の中にはそういった運命を感じたり、奇跡を感じたり、そういうことが今回の作品でも僕にとってありまして。これは導かれたというところもあるでしょうし、出会うべくして出会えた作品なのかなと思って、楽曲を書き下ろさせていただきました」と、楽曲と作品に込めた思いを語った。
映画「あの星が降る丘で、君とまた出会いたい。」は大ヒット上映中。
◆取材・文=月島勝利(STABLENT)

