グリーンに乗せるのは当たり前。さらに、タテ距離をぴったり合わせるのがプロのアイアンショット!その工夫は、意外にも簡単だった!
【番手間の距離を埋めるテクニック】
フェースとスタンスを開いてマイナス5ヤード!

スライス回転の打球は高く上がり、ラン(転がり)が少なくなるため、中途半端な距離でもピンを思い切って狙える。
ピンまで中途半端な距離が残り「7番アイアンだと大きいが8番アイアンでは小さい(届かない)」といった場面で、私は7番を選択し、フェースとスタンスを開きます。そして、ピンの左を向いて構えたら、開いたスタンスに沿ってスイングする。このようにしてボールにスライス回転をかけると、キャリーが5ヤード前後落ち、番手間の距離を埋めることができます。
また、打ち下ろしのホールなどでは、セットアップを変えずにフィニッシュだけを小さくする、というテクニックも有効。私は状況に応じて、ふたつのテクニックを使い分けています。
フェースはほんの少し開く

フェースを開きすぎるとボールのつかまりが悪くなるので、ほんの少し開いて、スタンスをオープンにする

左を向いて左に振る

スタンスに沿って振るとスライス回転がかかり、キャリーが落ちる。「左を向いて左に振る」という意識が重要!
フィニッシュを小さくする

右:マイナス5ヤード
打ち下ろしのホールなど方向性を重視して低めの弾道で攻めるときは、セットアップやスイング軌道を変えずにフィニッシュだけを小さくして、番手間の距離を埋める
いかがでしたか? 状況に応じてスイングを使い分けて、スコアUPを目指しましょう!

澁澤莉絵留
●しぶさわ・りえる/2000年生まれ、群馬県出身。160㎝。19年のプロテストに合格。25年はレギュラーツアー11試合、ステップアップツアー16試合に出場。初優勝が待たれる人気選手。清水建設所属。
構成=小山俊正、石川大祐
写真=田中宏幸、相田克己、高木昭彦
協力=日神グループ 平川CC、取手国際ゴルフ倶楽部

