お笑いコンビ・オードリーの若林正恭が、8日のニッポン放送系ラジオ『オードリーのオールナイトニッポン』(土曜25時)に出演。かつて出演していた『笑っていいとも』でタモリからイジられていた当時の心境を語った。
タモリから突然「クラブで踊ってみろ」
番組では、出演者へのイジり方についてトークが展開された。若林が「俺は人によるんだよね、ザキヤマさんとかバカリズムさんとか有吉さんってめっちゃイジられるけど。なんか人によるよね」と話すと、相方の春日俊彰は「そうじゃない?そういうタモリさんもそうだけどね。それは若林さんの方がイジられてたからね。『いいとも』」と応じた。
若林は『笑っていいとも』出演時を振り返り、「確かにもうめっちゃ毎週俺だったもんね」と回顧。春日が「毎週、『若林、やってみろ』って」と話すと、若林は放送終了後にタモリから突然、クラブで踊るよう促されたエピソードを明かした。
若林は「俺なんかね、『クラブで踊ってみろ』って言われたの、いきなり放送終了後」と語った。タモリから「若林、ちょっとクラブで踊ってみろ」と言われた若林は、何をすればいいのか分からないまま、体を揺らして踊ったという。
「いやぁ…」となった後に踊り始めたものの、思い切って体を動かすことができず、手を胸の前で組むような格好になっていた。するとタモリから「お前、それ何持ってんだ?」と尋ねられ、若林は「財布です」と返答。タモリが「財布はいいんだよ、お前ロッカーに入れれば」と続けると、若林は「いや怖いじゃないですか」と返した。
このやりとりについて、春日は笑いながら「いや、面白いね」と反応。若林は「で、『財布の中身、確認しろ』とか言われて、踊りながら(笑)。毎週、そんなだったよね(笑)」と振り返り、春日も「毎週よ」と相づちを打った。
タモリからは、踊り以外にも即興的な演技を求められていた。若林が挙げたのは、「蕎麦を食べた後の侍」を思わせる場面だ。春日によれば、蕎麦屋から出たところで雨が降っているという設定で、「そこやってみろ」とタモリから指示されたという。若林は「『雨か…濡れて参ろう』って言って歩き出せって言われて」と当時の状況を再現した。
さらに若林が「『雨か…』とか言ってたら、タモリさんが目の前横切って、『わぁ』とか言って(笑)」と話すと、タモリから「『わぁ』じゃないよ、お前。人も歩いてるだろ」と怒られたという。若林はこの一連の流れを振り返り、「タモリさんの趣味もあるよね。タモリさんってそういうことするもんね。地味な方が気になるみたいな」と語った。
イジられる自分と進行役の間で葛藤
若林が当時、タモリからのイジりに戸惑っていた理由には、芸人としての経験の浅さがあったという。若林は「でも、俺、その時はもう経験がなさすぎて。漫才を考えてんだよ、もう2009年とか10年だから」と説明した。
そのうえで、「俺がこんなイジられたら、漫才がウケなくなっちゃったらどうしよう、みたいに思っちゃうんだよね」と、テレビ番組でのキャラクターがオードリーの漫才に影響することを心配していた心境を明かした。
当時は、芸人が長い時間をかけてどのような歩みを続けていくのかも見えていなかったという。若林は「今みたいにこう長い歴史も見てないから、芸人さんの歩みの。だから、『いや、春日の方をもっと面白いと思ってもらわなきゃ』みたいなの思いつつ」と語り、相方の春日をより面白く見せなければならないという意識も抱いていたと話した。
また、別の番組である『日曜芸人』に出演していた時期についても言及。ザキヤマこと山崎弘也やバカリズムと共演していた当時を振り返り、若林は「でも、なんか俺、『日曜芸人』の時とかも、ザキヤマさんとバカリズムさんで、今ならもう絶対100でそのイジられることを楽しい…楽しいって言っちゃいけないのかな、なんか『いいだろうなぁ』って思うけど」と述べた。
若林は「当時、なんか『進行をちゃんとしなきゃ』みたいに思っちゃってたんだよなぁ。たまに思い出す、なんか一応、手カンペみたいな持ってるから」と話した。
春日が「でも、あんなのはめっちゃテキトーの方が良かったんだろうね、番組的に」と応じると、若林も「まぁ、そうね」と返答。春日はさらに「お二人に任せるとか」と話し、若林は「そうね」と同意した。

