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「チームの作り方がまったく気に入らない」レイカーズの今夏の動きを元NBA選手が疑問視。他の強豪と比べ「到底及ばない」<DUNKSHOOT>

「チームの作り方がまったく気に入らない」レイカーズの今夏の動きを元NBA選手が疑問視。他の強豪と比べ「到底及ばない」<DUNKSHOOT>

現地時間8月8日(日本時間9日、日付は以下同)、NBAで13シーズンをプレーした“ストレッチビッグマン”のチャニング・フライ(元フェニックス・サンズほか)が、ポッドキャスト番組『Road Trippin’ Show』を公開。ロサンゼルス・レイカーズについて持論を展開した。

 昨季ウエスタン・カンファレンス4位の53勝29敗(勝率64.6%)を記録し、プレーオフのカンファレンス・セミファイナルまで勝ち進んだレイカーズは、この夏に大きく動いた。

 まずはオースティン・リーブスと新契約を締結し、ルカ・ドンチッチとのバックコートデュオを堅持。その後FA(フリーエージェント)戦線とトレードでレブロン・ジェームズがフィラデルフィア・セブンティシクサーズ、マーカス・スマートがヒューストン・ロケッツ、八村塁がロサンゼルス・クリッパーズ、ルーク・ケナードがフェニックス・サンズ)、ディアンドレ・エイトンがワシントン・ウィザーズ、ジャクソン・ヘイズがユタ・ジャズへ移籍した。

 そしてフロントはサイン&トレードで新たな先発センターにウォーカー・ケスラーを据えたほか、クエンティン・グライムズやサンドロ・マムケラシュビリ、コリン・セクストン、マティス・サイブル、ケボン・ルーニーらと契約。
  ウエストは昨季リーグベストの64勝18敗(勝率78.0%)をマークしたオクラホマシティ・サンダー、同2位の62勝20敗(勝率75.6%)を残してNBAファイナル進出を果たしたサンアントニオ・スパーズが2トップを形成。

 そのほかにもデンバー・ナゲッツやロケッツ、ミネソタ・ティンバーウルブズ、サンズ、ポートランド・トレイルブレイザーズ、ジャズといった好チームが並ぶ。今月3日に『NBA.com』が公開したウエスト版のオフシーズンのパワーランキングで、レイカーズはプレーオフへストレートインできる4位の好位置に立っているのだが、フライの見解は若干異なるものだった。

「あのチームがプレーオフを勝ち進むだって?いや、プレーオフ進出はできるかもしれないが、今のチームの作り方がまったく気に入らないね。何かが起こる可能性はあるかもしれない。いや、でも彼らはデンバー、ミネソタ、OKC(サンダー)、ヒューストンといったチームには負けるだろう。フェニックスだってそうだ。ユタもね。それに、サンアントニオについては言うまでもないだろ?」

 来季のレイカーズは新加入選手が多い上、リーブスにケスラー、サイブルなど健康面で不安を残す選手たちもいる。フロントは2024年にウエストを勝ち上がってNBAファイナルまで駒を進めたダラス・マーベリックスを再現するためにロスターを作り上げたと報じるメディアもあったが、フライは「現状だと到底及ばないね」と厳しい現実を口にしていた。「もしダラスの体制を再現しようとしていたのなら、当時のダラスがどのような構成だったのか、もう一度見直す必要があるだろう。センターには身体能力の高い選手、フォワードには全盛時の身体能力を持つ選手、3番(スモールフォワード)には身体能力に優れたディフェンダー、2番(シューティングガード)には身体能力の高いシューター、そして彼(ルカ)の構成だった。

 彼は身体能力が高く、かつ守備力のある選手たちに囲まれる必要があるってこと。攻守の切り替えが速く、自らプレーをクリエイトできる選手たちだ。だけど今のレイカーズは動きが重く、ハーフコートのセットプレーに頼るチームって印象を受けるね」

 フライは2016年にクリーブランド・キャバリアーズで優勝を経験。当時のチームにはレブロン、カイリー・アービング(現マブズ)、ケビン・ラブ(現無所属)を中心に戦い、リーグの頂点へ立った。

 レイカーズは名実ともにドンチッチのチームと化し、来季から新たなチャレンジを迎える。レブロンがいたとはいえ、キャブズと現在のレイカーズ、ドンチッチがいた2024年のマブズを単純比較することは難しいが、フライはこう話す。
 「今のレイカーズは、積極的に走るタイプには見えない。ルカ自身がもう、そういうプレーを望んでいないのかもしれないけどね。ただ、かつて私がいたチームは、間違いなく走ることや身体能力の高さを活かしたプレーを好み、ハーフコートの展開になったらルカ(キャブズで言えばレブロン)に任せるというスタイルだった。でも、今のチームはハーフコートのプレーを主軸にしたいように見受けられるんだ」

 もちろん、フライはレイカーズが今夏に見せた動きを失敗だったとジャッジしているわけではない。リーグ屈指の実力者であるドンチッチを擁し、ロサンゼルスを本拠地とする超人気チームだからこそ、その動向が大きな注目を集め、報じられるのだろう。

 はたして、来季レイカーズの最終着地点はどこになるのか。ドンチッチが八面六臂の活躍を見せて、どれだけ多くの白星を掴むことができるかは気になるところだ。

文●秋山裕之(フリーライター)

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配信元: THE DIGEST

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