『LEGACY RISE 2026』後楽園ホール(2026年8月10日)
GHCジュニアヘビー級選手権試合 ○カイ・フジムラvsEita×
TEAM 2000Xの“デスハンガー"カイ・フジムラが、王者Eitaを無砲撃破。GHCジュニア王座初戴冠を果たした。
NOAH真夏の後楽園2連戦の大トリに据えられたGHCジュニア王座戦。前哨戦ではカイが無法ファイトで猛チャージを続け、前夜の最終前哨戦では逆にEitaがブチ切れの大暴走を繰り広げた。
やはり“本番"も大荒れの展開に。怒りをあらわにするEitaを翻ろうしたカイは、場外でのパイプイス攻撃を皮切りに一方的にラフファイトで蹂りん。大歓声を受けたEitaが猛追したものの、カイはレフェリーを巻き込んで無法地帯を作り出し、急所蹴りを叩き込んだ。
イス攻撃はEitaが防ぎ、そのイスを強奪するも、セコンドに付いた小田嶋が「Eitaさんダメですよ」と止めに入る。逡巡したEitaはイスを投げ捨てたものの、その直後に政岡が清掃看板攻撃で横やり。T2000Xのジュニア4人がEitaを暴行した。
見かねた小田嶋が飛び込んで大暴れ。4人を場外に追いやり、コーナーからプランチャを敢行すると、カイをリングに押し入れてEitaにゲキを飛ばす。ここがチャンスと、Eitaはディアブロウイングス、トラウマと大技を連発し、Imperial Unoもクリーンヒットした。
勝負あったかと思われたが、タダスケがレフェリーの足を引っ張ってカウントを妨害。YO-HEYが乱入してGHCジュニアのベルトでEitaを痛打する。勝負を捨てないEitaは粘りに粘ると、雪崩式デスハンガーを雪崩式ミステリオラナで切り返して逆襲。大技攻勢から再びImperial Unoを放つ。が、キャッチしたカイは怒とうの猛攻を開始。反則攻撃は使わず、師匠カズ・ハヤシの得意技であるファイナルカット、パワープラントまで見せると、最後はデスハンガーで叩きつけてEitaから3カウントをもぎ取った。
キャリア8年でタイトル初戴冠。度重なる怪我を乗り越え、昨年4月のGHCジュニア初挑戦時に完敗を喫したEitaを破って、初めてのベルトをつかんだ形だが、悲願や宿願といった“感慨"は一切ない。
まずは裏切りのTEAM 2000X新加入を果たしたYO-HEYが「俺たちTEAM 2000Xのジュニア部隊、この4人(カイ、タダスケ、YO-HEY、政岡純)でこれからこのリングをメチャメチャに掻き回してあげるからよう見とけよ」と宣言すると、カイは無抵抗のEitaを清掃ボードでめった打ちに。すかさず小田嶋が飛び込んで止めに入ったものの、多勢に無勢で鎮圧されてしまう。
するとドラゴン・ベインとアレハンドロが救出乱入。兄アレハンドロの姿を見つけたカイは、一気に目を輝かすと「なに? なに? なに? お兄ちゃん。見て。いいものゲットした〜。欲しい?」とベルトを見せつけた。
GHCジュニアのシングルは未戴冠の兄は「お前がそのベルトを獲った。先を越されて黙ってられないんだよ。汚いことばっかりしているお前にだけは…お前にだけは負けられないんだよ。どんな手を使ってこようと、正々堂々お前から獲ってやる。次、挑戦させろ」と挑戦表明。カイも嬉しそうに「じゃあ…次はお兄ちゃん、一緒に遊ぼうね」とニターっと笑って兄弟対決による王座戦が決定的となった。
YO-HEYのT2000X加入で「正規軍ジュニアvsT2000Xジュニア」も本格開戦の予感。真夏の夜にノアジュニアも大きな分岐点を迎えた。
【試合後のカイ、YO-HEY】
▼YO-HEY「こういうこっちゃな、こういうこっちゃ。先ほども言わせていただいた通り、こちらが新チャンピオンのカイ・フジムラや。よう覚えとけ。そうや、さっきな、えっらい邪魔者が入って、一番カッコええチーム名のこと何も言わせてくれんかったから、ここで言わせてもらうぞ。そうや、俺ら4人で、そう、J2KXや。よう覚えとけ。これからグリングリンにひっかき回したるさかいのう。のう、みんなやっちゃおうぜ」
▼カイ「次は…お兄ちゃーん」

