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アニメ『ゆるキャン△』が「山の日」に全話ノンストップ放送 なでしこたちの至高のキャンプ飯と日常を振り返る

アニメ『ゆるキャン△』が「山の日」に全話ノンストップ放送 なでしこたちの至高のキャンプ飯と日常を振り返る

『ゆるキャン△ SEASON2』
『ゆるキャン△ SEASON2』 / (C)あfろ・芳文社/野外活動委員会

「山に親しむ機会を得て、山の恩恵に感謝する」という趣旨で制定された祝日・山の日。そんな山の日におすすめしたいのが、アニメ『ゆるキャン△』だ。「山の日」である8月11日(火・祝)午前0:00より、ABEMAではTVアニメシリーズをノンストップ無料一挙放送中。『ゆるキャン△』『ゆるキャン△ SEASON2』『ゆるキャン△ SEASON3』のTVアニメシリーズ全37話に加え、OVA1話が休むことなく一気に無料配信されている。アウトドアブームを牽引したこの作品の魅力とこれまでの軌跡を振り返る。

■1. 『ゆるキャン△』とは?

『ゆるキャン△』は、あfろによる人気漫画が原作のアウトドア系ガールズストーリー。高校で「野外活動サークル(野クル)」に入部した各務原なでしこを中心に、ソロキャンパーの志摩リン、サークル仲間の大垣千明や犬山あおい、斉藤恵那ら女子高校生たちが、豊かな自然のなかで“キャンプ”を通じてゆるやかな友情と日常を紡いでいく。

2015年5月の連載開始から10周年を迎え、2024年にはシリーズ累計発行部数が1000万部を突破。2018年1月に待望のTVアニメ第1期が放送されると一気に人気が爆発した。その後もショートアニメ『へやキャン△』、映画、実写ドラマなど多角的にメディア展開され、日本中に空前のキャンプブームを巻き起こす社会現象となった。

特別な事件は起こらない。ただひたすらに、美しい風景の中でテントを張り、美味しいご飯を食べ、焚き火を囲む。そんな日常の延長線上にある「非日常」が描かれている。
『ゆるキャン△ SEASON3』
『ゆるキャン△ SEASON3』 / (C)あfろ・芳文社/野外活動プロジェクト


■2. なぜこんなにも愛される?『ゆるキャン△』人気の秘密

数ある日常系アニメの中でも、本作が男女問わず熱狂的な支持を集め続けている理由はどこにあるのだろうか?

「ソロ」と「グループ」、それぞれの良さの肯定:
本作は「みんなでワイワイ楽しむのが一番」とは押し付けない。リンが愛する「ソロキャンプ」の静寂や一人の時間と、野クルメンバーと楽しむ「グループキャンプ」の賑やかさ。その両方の魅力が対等に描かれている。互いのスタイルを尊重し合う、心地よい距離感が魅力だ。

等身大な姿と、深夜に見ると危険な「キャンプ飯」:
キャンプを始めたばかりの女子高生たちの等身大な成長を描きつつ、外で食べるご飯の美味しさをこれでもかと描き出している。特別な高級食材ではなく、カップ麺やスーパーで買える食材を使ったアイデア料理が多く、見ていると強烈にお腹が空いてくる。

圧倒的な風景描写と環境音:
澄み切った冬の空気感、夕日に染まる富士山、夜空の星々。ため息が出るほど美しい背景美術と、パチパチと爆ぜる焚き火の音や風の音が、まるで本当にその場にいるかのような没入感を与えてくれる。
『ゆるキャン△』
『ゆるキャン△』 / (C)あfろ・芳文社/野外活動サークル


■SEASON1:あらすじと名場面

静岡から山梨に引っ越してきたばかりのなでしこは、富士山を見ようと自転車を走らせるが、途中で疲れて寝過ごしてしまい、夜の山中で迷子になってしまう。そんな彼女を救ったのが、一人でキャンプをしていたリンだった。焚き火を囲み、一緒にカレー麺を食べたことで、なでしこはキャンプの魅力に憑りつかれる。リンのソロキャン、野クルのグループキャンプが交差しながら、やがて全員での「クリキャン(クリスマスキャンプ)」へと繋がっていく。

【名場面:本栖湖でのカレー麺(第1話)】
すべての始まりのシーン。暗く冷え切った夜の湖畔で、富士山を眺めながらリンとなでしこがすするカップのカレー麺。ただお湯を入れただけのカップ麺が、世界で一番のごちそうに見える瞬間であり、本作の方向性を決定づけた至高の名場面である。
【写真】聖地となった「本栖湖でのカレー麺」ほか『ゆるキャン△』名場面カット集
【写真】聖地となった「本栖湖でのカレー麺」ほか『ゆるキャン△』名場面カット集 / (C)あfろ・芳文社/野外活動サークル


■SEASON2:あらすじと名場面

年越しを迎え、それぞれのお正月を過ごすメンバーたち。リンは静岡・磐田方面へ年越しソロキャンプツーリングへ向かい、なでしこも初めてのソロキャンプに挑戦することに。お互いの成長を経て、春休みにはなでしこの幼なじみである土岐綾乃も巻き込み、全員で2泊3日の「伊豆キャン」へと出かける。

【名場面:なでしこ、初めてのソロキャン(第7話〜第8話)】
いつも誰かと一緒だったなでしこが、富士宮で念願のソロキャンプデビューを果たす。最初は電波が通じない寂しさに戸惑いながらも、自分で考えたアウトドア料理(トマトのホイル焼きなど)を作り、一人で火を見つめる楽しさを知る姿は、彼女の確かな成長を感じさせる。こっそり様子を見守りに来ていたリンの優しさにも心温まるエピソードだ。
『ゆるキャン△ SEASON2』
『ゆるキャン△ SEASON2』 / (C)あfろ・芳文社/野外活動委員会


■SEASON3:あらすじと名場面

冬から春への季節の変わり目。伊豆キャンを終え、すっかりキャンプの経験値を積んだ5人は、それぞれのスタイルでアウトドアを満喫し続ける。リンは綾乃と一緒に大井川周辺へのツーリングキャンプへ出発。そこへ合流すべく、なでしこは一人で電車旅を楽しむ。一方、千明、あおい、恵那の3人は山梨北部へ突発のバスキャンプへ。桜が咲く季節、それぞれの「たのしい」が更新されていく新章である。

【名場面:大井川・吊り橋巡りツーリング(第3話〜)】
大井川流域にあるスリル満点の吊り橋の数々を巡るリンと綾乃のツーリングシーン。険しい道をバイクで進む道中や、合流したなでしこと一緒に作る絶品ハンバーグの夕食など、これまでの経験が活きた少し大人びたキャンプ風景が描かれる。桜並木を走る春の訪れを感じさせるシーンも、映像美が際立っていた。
『ゆるキャン△ SEASON3』
『ゆるキャン△ SEASON3』 / (C)あfろ・芳文社/野外活動プロジェクト

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うれしいことに、アニメシリーズは『SEASON4』の制作も決定している。まだまだ終わらない、なでしこ達のゆるやかで素敵なキャンプの物語。今年の山の日は、涼しいお部屋のなか、ABEMAのノンストップ放送でこれまでの思い出をじっくりと振り返りながら、これから始まる新しい旅路に思いを馳せてみてはいかがだろうか。


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