『G1 CLIMAX 36』三重・日硝ハイウエーアリーナ(津市/2026年8月11日)
Bブロック公式戦 ○ウルフアロンvsカラム・ニューマン×
ウルフが前IWGPヘビー級王者・ニューマンを破って4勝目を挙げ、Bブロック突破に望みを繋いだ。
NEW JAPAN CUP、IWGPヘビー級王座に続き、G1でも史上最年少記録を狙うニューマンは5勝2敗・勝ち点10とBブロック首位タイで終盤戦に突入した。対するNEVER王者・ウルフは初出場となったG1で3勝4敗と黒星先行。この日、両者が星を潰し合った。
ニューマンがスピードを駆使して翻ろうにかかっても、ウルフは対応。一本背負いで投げ、エルボードロップを投下していく。ニューマンも足をすくって転がし、サッカーボールキックで脇腹を蹴りつける。ウルフはたまらず場外に転落。追いかけたニューマンはフェンス攻撃を連発し、客席に座らせてツバを吐いて挑発すると、フロントキックで顔面を蹴りつけた。
ウルフも背負い投げ、払い腰と柔道殺法を連発して反撃。ブレーンバスター、一本背負い、後頭部へのエルボードロップの波状攻撃で巻き返す。エルボー合戦でも優位に立ち、トラースキックを食らっても裏投げでぶん投げる。エプロン上での一本背負いを敢行した。
リングに戻るとウルフのハイフライフローが不発に終わり、ニューマンがフロントハイキックで逆襲。デビッド・フィンレーばりのINTO OBLIVIONを決めると、顔面への低空ドロップキックを見舞っていく。エクスカリバーを狙って突っ込むと、キャッチしたウルフはパワースラムで逆襲。肩固めで絞め上げる。ニューマンは髪をつかんで逃れると、ランニングローキックで蹴り飛ばし、プリンスズカースを狙ったが、ウルフも阻止して変型スラムでぶん投げた。
アングルスラムが不発に終わってもウルフはラリアットを振り抜いてニューマンを吹き飛ばす。アングルスラムはニューマンが再び阻止して飛びヒザ蹴りをお見舞い。ラリアットを叩き込む。2カウントで返すウルフにショートレンジラリアットを振り抜き、MAKE WAYを狙う。が、ウルフが食い止め、まさかのカナディアンデストロイヤーをさく裂。すかさずアングルスラムで叩きつけ、腕ひしぎ逆十字固めで捕獲すると、逆三角絞めに移行。一気に絞め上げてニューマンをギブアップさせた。
ウルフが4勝目をもぎ取り、他力本願ながらブロック突破の可能性を残した。最終公式戦は8・13後楽園大会のザック戦。「もう決勝トーナメント行くのは難しくなってしまったけど、このG1で闘い切るっていうところに、俺にとっては大きな価値があるから。このシリーズで吸収したこと全部、俺の力にして、これから先のプロレスラー人生、もっともっと強いウルフアロンが見せれるようにやっていきます」と誓ったウルフは初公開となったカナディアンデストロイヤーを「カツシカンデストロイヤー」と命名すると、初G1最後の公式戦へ向けて「ラスト1戦、集中していきます」と宣言した。

