
『機動戦士ガンダムSEED FREEDOM』メカビジュアル (C)創通・サンライズ
【画像】「完成度高すぎ」「神メカだ」 これが8万超えでも予約注文が即終了した、『ガンダムSEED』の最強装備です(6枚)
パワーアップメカなのに「最強の人気」
「ガンダムSEED」シリーズのメカといえば、ガンダムばかり注目されがちですが、メカといえば「ミーティア」の存在を忘れてはいけません。
ミーティアは「ZGMF-X10A フリーダムガンダム」や「ZGMF-X09A ジャスティスガンダム」のアームドモジュールです。名称は「Mobilesuit Embedded Tactical EnfORcer(モビルスーツ埋め込み式戦術強襲機)」の略称で、「M.E.T.E.O.R.(ミーティア)」となります。
もっとも作中設定でなく実際のところは、T.M.Revolutionの唄う挿入歌「Meteor -ミーティア-」から命名されました。ちなみに、もう1機を「INVOKE(インヴォーク)」とするアイディアもあったようです。
通常は母艦「エターナル」に「ハングモード」として接続され、艦側の動力部を利用した普通の砲台でしかありません。その「砲台」が、MSに接続することで戦闘機並みの機動力を得た状態になります。まさしくMS(モビルスーツ)が使う「戦艦並みのビーム砲」というわけです。
このミーティアが抜群の存在感を放つのには理由がありました。それは『機動戦士ガンダムSEED』、『機動戦士ガンダムSEED DESTINY』、『機動戦士ガンダムSEED FREEDOM』の最終決戦に必ず参戦している点です。つまり年代を超えてなお、決戦兵器として活躍していることでしょう。
SEEDの最終決戦になくてはならない存在。人気が高いのは当然といえます。もっとも、その巨大感ゆえに立体化にはあまり恵まれていません。アームドモジュールの原点「RX-78GP03 ガンダム試作3号機 “デンドロビウム”」と比べると小型化している分、まだマシでしょうか。
実はミーティアは、このデンドロビウムのガンプラの売れ行きが好調だったことから誕生しました。そこでスケールダウンして、より販売しやすくした……という経緯があります。もっともサイズダウンにも限界があるので、結局のところ巨大メカ特有の商品化の難しさはクリアしきれなかったのでしょう。

『機動戦士ガンダムSEED』の挿入歌「Meteorーミーティアー」や、オープニング主題歌「INVOKE」を収録した、T.M.Revolutionのアルバム『coordinate』(ソニー・ミュージックエンタテインメント)
ただの「決戦兵器」とは一線を画す存在
ミーティアの注目点は他にもあります。「フリーダム」と「ジャスティス」という2機のガンダムの専用装備というわけでなく、他のMSにも装備可能という点です。意外にも、汎用性があるのです。
さらに、複数機が生産されている点も意外なところでしょう。01号機と02号機は『SEED』に登場しました。ただ、フリーダムが使用した01号機は大破し、02号機は行方不明となったようです。
次回作『SEED DESTINY』に登場したのが、「ZGMF-X20A ストライクフリーダム」が装備した07号機、「ZGMF-X19A インフィニットジャスティス」が装備した08号機でした。いずれも新規に生産されましたが、外見はまったく変わっていません。
この2機は『SEED FREEDOM』で、「ZGMF-1027M デュエルブリッツ」が07号機、「ZGMF-103HD ライトニングバスター」が08号機を装備しました。さらに一時的に「ZGMF-56E2 インパルスガンダムSpecII」も装備しています。
この他にも『機動戦士ガンダムSEED DESTINY ASTRAY』で登場し、「MBF-P03 second L アストレイブルーフレーム セカンドL」が05号機、「ZGMF-1001 イライジャ専用ザクファントム」が06号機を装備しました。03号機と04号機は今のところ公式設定には登場していません。
これらの戦歴を見てみると「SEED」の時間軸である4年の間に、変わることなく最終決戦で活躍したという実績は非常に大きいものといえるでしょう。主力となるMSが常に進化していったにも関わらずです。改良点のいらない、完成した決戦兵器。ミーティアの魅力はそこにあるのかもしれません。
