
「驚くべき展開だ」オランダ代表FWがまさかの退団! 契約延長寸前から一転…ブラジル名門が明かした決断理由「財政健全性を考慮して下された」
ブラジルの名門コリンチャンスは8月12日、オランダ代表FWメンフィス・デパイとの契約を更新しないと公式Xで発表。クラブは「財政健全性を唯一かつ排他的に考慮して下された」と説明。32歳のアタッカーはフリーエージェントとなり、新天地を探すことになる。
デパイは2024年夏にアトレティコ・マドリーを退団し、同年9月にコリンチャンスへ加入。当時、チームは降格圏に沈んでいたが、その後は復調し、デパイも主力として活躍した。
在籍期間中は公式戦79試合に出場して20ゴールを記録。クラブによれば、25年のパウリスタォンとコパ・ド・ブラジル、26年のスーペルコパ・レイという3つのタイトル獲得にも貢献した。
しかし、契約延長を巡る交渉は難航。オランダメディア『NOS.nl』によれば、フェルナンド・ディニス監督が直前まで新契約締結が間近だと明かしていたという。それだけに、「この発表は驚くべき展開だ」と報じている。
コリンチャンスは声明で、「同選手の残留を実現するために尽力した」としながらも、「純粋に財政的な理由と、クラブ経営における責任への配慮が優先されることとなった」と説明。現在と将来の財政的な義務を踏まえれば、デパイとの大型契約は「現時点では両立しない」と判断したという。
『NOS.nl』は、コリンチャンスが長年にわたって深刻な財政難を抱えており、報道では負債額が3億4000万ユーロに上ると伝えている。また、デパイの給与は民間スポンサーが負担していたという。
クラブはデパイに対し、「在籍期間中に示した献身的な姿勢」に感謝。「これらの功績は、間違いなくコリンチャンスの歴史において重要な一ページとして刻まれる」と称えた。
一方でデパイは過去に、クラブの経営状況や自身の給与を巡る報道について不満を露わにし、役員会を公然と批判したこともあった。
残留濃厚とみられていたなかで一転して退団が決まったオランダ代表の実力者。フリーで獲得できることになっただけに、その新天地にも注目が集まりそうだ。
構成●サッカーダイジェストWeb編集部
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