『WRESTLE PETER PAN 2026』両国国技館(2026年8月11日)
DDT EXTREME選手権試合 ○勝俣瞬馬vs岡谷英樹×
勝俣が因縁深き岡谷を下し、DDT EXTREME王座4度目の戴冠を果たした。
勝俣はEXTREME王者だった2023年5・21後楽園大会で岡谷の挑戦を受けた(試合形式は刺さるデスマッチ)が、試合中に右足を粉砕骨折。辛うじて丸め込みで勝利して防衛したものの、返上して長期欠場に入った。復帰後、同王座を奪還し、2024年3・17後楽園大会での「痛みを呼ぶジャングルデスマッチ」で岡谷の再挑戦を退けた。その直後に岡谷は左ヒザじん帯断裂のため長期欠場。勝俣も同年11月、2025年7月に左ヒザじん帯を断裂し、2度の長期欠場を強いられながらも今年3・22後楽園大会でようやく復帰を果たした。そして岡谷は同大会でEXTREME王座初戴冠。この日のV5戦の相手に勝俣を指名し、試合形式を有刺鉄線デスマッチと指定した。
試合が始まると、勝俣がフランケンシュタイナーからトペ・コンヒーロを発射して先制。岡谷が有刺鉄線が巻かれたコーナーマットで攻撃しても、有刺鉄線竹刀による急所攻撃でやり返した。岡谷も串刺し式クレイモア(withチェア)で反撃し、有刺鉄線コーナーマットで殴打。4脚のイスを立て、その上に有刺鉄線ボードを設置。雪崩式河津落としを敢行した。その後も岡谷は勝俣の左腕に有刺鉄線を巻きつけ、エルボー合戦も打ち勝ったが、勝俣は有刺鉄線上へのジャーマンで逆襲。最後は有刺鉄線リングを腰に固定しての、ととのえスプラッシュを投下して3カウントを奪取した。
勝俣がEXTREME王座4度目の戴冠。「今日はEXTREMEへの思い、楽しむことが俺のほうが少し上回った。岡谷も長期欠場してるし、俺たちが思うようなプロレスラー人生は送れてない。でも、プロレスを楽しんで、熱いEXTREMEをかけて試合ができる。俺らはまだまだやらなきゃいけないんだ」と言い切った勝俣は「あいつもきっと引退した誰かさん(樋口和貞さん)のことを思って、リングに上がってる気持ちもあると思う。俺だってそうだ。リングに上がれなくても上がれないレスラーがいっぱいいるんだ。その気持ちを背負って立てるのは俺ら。ケガして、気持ちが分かる俺らしかいないんだ。体が動く限り、プロレスを続けて、DDT,このEXTREMEで盛り上げていく」と誓った。また、岡谷が保持していた「いつでもどこでも挑戦権」(赤)も獲得。「いつどこが戻ってきた。いつでもどこでも挑戦できるから、気をつけてな。チャンピオン」と警告した。
一方、陥落となった岡谷はEXTREME王座戦で勝俣に3連敗。「まだ届かねえのか。まだ何か足りねえってことだろ。まだアイツから勝利をもぎ取ることはできねえのか。EXTREMEで!」と吐き捨て、悔しさを爆発させていた。

