
元中日ドラゴンズの山本昌氏が11日、YouTubeチャンネル『日本プロ野球名球会チャンネル』に出演。「ロサンゼルス・ドジャースの山本由伸がMLBで活躍できる理由を語った。
■ メジャーで活躍できる投手の条件動画では、MLBでプレーする大谷翔平や、今井達也など、日本人投手についてトーク。そのなかで、撮影スタッフが「メジャーで活躍できている人、できていない人、なにか違いがありますか?」と質問する。
これに山本氏は「メジャーの先発陣ではおそらく平均でも球速が150キロ以上。でも、最終的には、コントロールプラス、ストライクの取り方。どれだけストライク先行させるかだと思う」と語った。
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■ 菅野智之や山本由伸を絶賛山本氏は「そういうのができてるのが菅野(智之)であったり山本(由伸)であると思うんですよね。ストライク先行して、早く追い込めるピッチャーがなんだかんだ勝てるピッチャー」と持論を展開。
また、「速いのは当然目に付くでしょうけども、そのなかで抜群のコントロールを持ってる、低めに制球できる、ストライクを先行できる。こういうピッチャーがアメリカに挑戦していくと成功するんじゃないかな」と解説した。
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■ 20年前とのトレンドの変化MLBで通用する投手に必要な球種についても「20年前ぐらいは小さく動くボールがなきゃダメだとか、そういった時期もあった」と振り返る。
続けて「今、またフォーシームのストレートが見直されてきている。20年前に比べると、綺麗な回転のまっすぐの160キロのボールで勝負するピッチャーも増えてきているんでね。コントロールがあって球威があって、こういうピッチャーは成功するのかなって感じがしますよね」と語っていた。
動画ではその後、山本氏が「今後アメリカで活躍しそうなピッチャー」を分析している。
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■ MLBでの活躍には環境適応もカギに山本は9日終了時点で今季11勝7敗、防御率2・76の成績。MLBでは決して球の速いほうではないが、ストレートとカーブ、スプリットなどをコントロール良く投げ、勝利につなげている。
一般的にMLBではあまり投げられていないフォークやスプリットを持つ投手は活躍する傾向にあるといわれるが、「コントロールが良い」ことは大前提だ。
現在ドジャースのエースとなった山本だが、1年目の前半戦は失点を重ねることも多く、苦しんだ。日本人選手が活躍するためには、ボールの違いやピッチクロック、移動時間の長さ、時差など環境に順応できる能力も必要になってくる。
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【今回の動画】山本昌氏が語る山本由伸が活躍できる理由■執筆者プロフィール佐藤俊治。Sirabeeには2015年11月から参画し、月40本程度プロ野球関連記事を執筆中。YouTubeで発信する野球評論家ウォッチャーでもある。野球は高校からメジャーまで年間50か所以上で現地観戦。プロ野球の贔屓チームはなく、どこのチームのファンでもない。「あの選手、あそこに行ったんだ」という目線で見守っている。
(取材・文/Sirabee 編集部・佐藤 俊治)