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「偽アカウント」が登場した元ジャンポケ・斉藤慎二を擁護しようとしたら…

「偽アカウント」が登場した元ジャンポケ・斉藤慎二を擁護しようとしたら…

「ジャングルポケット」の元メンバー、斉藤慎二被告が8月11日夕方にXを更新した。バウムクーヘンの販売予定を告知し、「なお、私名義の偽アカウントが作られているみたいです。ご注意ください」と呼びかけた。同日にはエハラマサヒロも「ジャングルポケット斉藤」を名乗るアカウントを「なりすましです」と指摘し、通報を促した。懲役7年が求刑された8月5日から、わずか6日後のことだ。

 求刑後も普段通りの発信を続けていたのは、斉藤被告だけではなかった。妻でタレントの瀬戸サオリは8月6日、インスタグラムのストーリーズで、前日に子供と「スパイダーマン」を4DXで見たと報告し、弁当の写真も載せた。
 約1年3カ月ぶりとなった今年1月の投稿再開後は、料理や子供との日常を伝える発信が目立ち、少なくとも投稿では裁判に触れていない。事件発覚直後には夫を擁護する投稿をしていたが、現在はそうした発信も見られない。

 不同意性交などの罪に問われている法廷で最大の争点となっているのは、女性の同意があったかどうかだ。斉藤被告は女性から好意を持たれていると確信していたと説明し、拒否の言葉はなかったと主張。女性は同意を否定し、仕事への影響を恐れて声を上げられなかったと証言した。
 検察側は8月5日に懲役7年を求刑して、公判は結審。判決は11月16日に言い渡される予定だ。

 不同意性交等罪の法定刑は5年以上の有期拘禁刑で、執行猶予を付けられるのは、言い渡される刑が3年以下の場合に限られる。求刑通り懲役7年の判決が出れば、実刑となる。

 双方の主張が食い違う中、斉藤被告を一方的に断罪することに疑問を示す声もある。示談交渉について斉藤被告は、当初提示した300万円にAさん側から「桁が違う」と返され、1000万円を用意しても「額が違う」と言われたと説明。最終的に支援者が用意した2300万円を提示したが、示談は成立しなかったという。
 相手側の反応を受けた段階的な増額であり、斉藤被告側の判断だけで金額を引き上げたわけではないということになる。また、無罪を主張しながら高額の示談金を用意したことも、直ちに有罪を認めたことにはならない。

初対面の女性と行為に及んだ事実まで消えるわけではない

 だが、積極的に擁護しようとすると、別の壁があるのも確かだ。斉藤被告が同意を確信した理由として挙げたのは、女性から褒められたことや、拒否されなかったことなどだった。相手はその日が初対面の共演女性で、場所は番組ロケ中のバス車内。女性は仕事への影響を恐れて声を上げられなかったと証言している。

 そこへ妻子のいる既婚者が仕事中に複数の性的行為に及んだことへの批判が加わる。仮に同意があったとしても、既婚者が仕事中、初対面の相手にそうした行動を取ったこと自体への反発は残るだろう。擁護の声が大きな広がりを見せにくい背景には、こうした事情がある。

 11月16日に判決が出れば、刑事上の判断は示される。偽アカウントが現れるほど世間の関心は高いが、その関心が支持を意味するとは限らない。吉本興業との契約解除、トリオ脱退と、芸能人としての居場所はすでに大きく狭まっている。仮に無罪となっても、既婚者が仕事中のロケバスで初対面の共演女性と性的行為に及んだ、という事実まで消えるわけではないのだ。

(ケン高田)

配信元: アサ芸プラス

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