ロサンゼルス・ドジャースの大谷翔平は今季、3年ぶりに開幕から投打二刀流を解禁。投手としては、現地7月3日までに8勝2敗で防御率1.79、奪三振率9.98、WHIP0.95と、いずれもハイレベルな数字をマークした。
ただ現在は、6月中旬に負った左膝痛のため、投手としての出場は見合わせている。現地7月22日にブルペンでのピッチングを行なったが、2度目に予定されていた同25日の投球練習はコンディション不良で回避した。
復帰登板の時期が不透明のなか、現地8月11日のカンザスシティ・ロイヤルズ戦(〇5対4、延長10回)を生中継したNHK-BS内で、大谷が試合前に球場でキャッチボールをする映像が流れた。それによると同8日、10日に続く送球練習で、約30分間で最長60メートルまで距離を伸ばした。また、ブルペンでのシャドーピッチングにも取り組んだという。
その様子を確認した元沢村賞左腕の今中慎二氏が、現状への見解を述べた。同氏はまず、「クッションのあるところですから」とスタジアムの芝生の上での練習だったため、実際のマウンドとは状況が違うと指摘する。
そのうえで「ボールを離すまでは、いつもと変わらないですけど、リリースする時に踏み出す足を、少し力を逃がしていますよね。腕は振っていますけど、踏み込みが甘いというか、上手く体重が、まだ怖くて乗せられないのでは」と解説。「踏ん張りが効いて、腕を振り出すと、ブルペン(入り)じゃないですかね」と、ピッチャー復帰に向けた過程を見通した。
投手・大谷の登板までは、まだしばらく時間がかかりそうだ。
構成●THE DIGEST編集部
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