お笑いタレント千原ジュニアが、11日放送の読売テレビ『にけつッ!!』(火曜24時59分)で、お笑い芸人・ZAZYの壮絶な体験について語った。
父親が開いた学習塾で厳しい指導「今やったら大問題になるような」
ジュニアは、ZAZYと対談した際、本人だけでなく父親もその場に来ていたと説明。「ほんなら、ZAZYも、お父さんが来て」と切り出した。ZAZYが生まれ育った地域について、ジュニアは「当時やで。その当時、あんまり柄が良いとは言われへんかったところやったんやて」と語った。その地域で、ZAZYの父親は「赤井塾」という学習塾を開いていたという。
ジュニアによると、その塾には、いわゆる“ヤンチャ”をしていた子どもたちも通っていた。しかし、塾に来た子どもたちは次第に成績を上げ、進学していったという。これに共演のケンドーコバヤシが「ほう」と相づちを打つなか、ジュニアは「でも、すっごいスパルタの塾なんやって。今やったら大問題になるような」と続けた。
中学受験を控えた子どもたちに対し、父親は「できるまで帰さへん」と言い、朝の4時ごろまで勉強させることもあったという。ケンコバが「当時やったらOKやったんでしょうね」と反応。
さらにジュニアは、ZAZY自身が父親から受けた指導について、次のように明かした。
「で、ZAZYもすっげえトラウマなんやって。『この問題できひんかったら…』って言うて、包丁を突きつけられて背中に。『これが問題解かれへんかったら、お前、刺してお父さんも首切って死ぬから』っていう中で、ずっと勉強させられてんねん、ZAZYって」
この発言に、ケンコバは「前言撤回します。なかったです、そんなところ(笑)」と返し、スタジオに笑いが起きた。ZAZYはその出来事をきっかけに、父親と一切会話をしなくなったと語った。
芸人になる決意と父親の葬儀で「喪主ジャンケン」
ジュニアの話では、ZAZYはその後、大学へ進学したものの、すぐに休学し、芸人を目指すようになったという。母親には芸人になりたいと伝えた一方、父親に話せば何が起きるかわからないため、黙っておくことにしたとされる。
当時、すでに吉本興業に所属していたZAZYについて、ジュニアは「『お父さんには言わんとこう、なぜなら病気やから』みたいなことになって」と説明。ZAZYは父親に自分の進路を伝えないまま、芸人として活動を続けた。
やがて、母親から「最後もう亡くなるかも」と電話がかかってきた。ジュニアによると、母親が「帰っておいで」と伝えたところ、ZAZYは「うん、死んだら帰るわ」と答えたという。その後、父親が亡くなったため、ZAZYは実家へ戻った。
帰宅した時、葬儀屋とともに通夜や葬式の準備を進めているところだった。葬儀社の担当者から「喪主をどうしますか? 普段なら奥様もしくは長男の方がやられますけど」と聞かれたものの、母親もZAZYも喪主を引き受けようとはしなかった。
ジュニアは「『いやいや…』って、葬儀さんの前で喪主ジャンケンしてんって(笑)」と説明。ケンコバも「負けたら喪主よ、ジャンケンほいって(笑)」と応じ、千原は「そう、負けたら喪主よ(笑)で、お母さんが負けて」と話した。
そのうえでジュニアは「今のあのZAZYを、そのお父さんはどう思ってんねんみたいな」と語ると、ケンコバはZAZYの特徴的な衣装を念頭に「羽つけて」とコメント。千原も「羽つけて」と繰り返し、ケンドーコバヤシが「まぁ、羽ばたいてますからね」と締めくくった。

