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世界女王サバレンカの不調をセレナ元コーチが分析。プレーの異変を指摘し「以前見られた自信は消え去っている」<SMASH>

世界女王サバレンカの不調をセレナ元コーチが分析。プレーの異変を指摘し「以前見られた自信は消え去っている」<SMASH>

世界ランキング1位のアリーナ・サバレンカ(ベラルーシ)が苦境に立たされている。開幕戦の「ブリスベン国際」(WTA500)優勝でスタートした今季は、「BNPパリバ・オープン」と「マイアミ・オープン」のWTA1000で“サンシャイン・ダブル”も達成するなど、圧倒的な強さを見せていた。しかし、そのマイアミの決勝でココ・ガウフ(アメリカ/現世界4位)を破って以降、決勝進出から遠ざかっている。直近の「ナショナルバンク・オープン」(WTA1000)でも、4回戦でエカテリーナ・アレクサンドロワ(ロシア/同19位)にフルセットで敗れた。

 今季の四大大会では、全豪オープンこそ準優勝を果たしたものの、全仏オープンは準々決勝、ウインブルドンは4回戦で敗退。全仏では1セットを先取したうえ、2セット目も2ブレークアップから10ゲーム連続で落として逆転負けを喫した。競った試合で勝ち切れない場面も目立っている。

 こうした不調について、女子元世界1位のセレナ・ウィリアムズ(アメリカ)の元コーチとして知られるリック・メイシー氏(アメリカ)が、自身のXでプレー面と精神面の変化を指摘した。

「サバレンカは以前とは違うプレーをしている。彼女はベースラインよりも後ろに下がり、後手に回っている。通常よりも早く、クロスコートへの強烈なショットを諦めている。精神的には、彼女の自信が試されているが、以前見られたあの非現実的なほどの自信は消え去っている。彼女は常に感情的だったが、20秒で立て直すことができた」
  さらにメイシー氏は、サバレンカの変化が対戦相手にも影響を与えていると分析する。

「彼女はスイッチを切り替えることができる。ただ今は、サバレンカがショットをアウトしたりネットにかけたりするのを見て、相手選手たちも『自分が番狂わせを起こせるかもしれない』と感じるようになっている」

 実際、サバレンカ自身も苦しい胸中を隠していない。全仏オープン敗退後には「思考も感情もない。今はただテニスを辞めたい。でも、軌道修正できることを願っている」とコメント。ウインブルドンで大坂なおみに敗れた後には、「今年は台無しにしてしまった。来年はもっとうまくやれるように努める」と語った。

 またナショナルバンクOP敗退後、世界1位の座について問われた際には、「ああ、その質問ね。ランキングを見てみましょう。今は私が世界1位。レベルという意味では、今日は世界1位ではなかった。でも、昨日は世界1位だった。今はランキングのことなんて考えたくない。ただ、どこかへ行って、完全に酔っ払って、テニスのことを忘れて、少しでも状態を良くしたい」と率直な思いを明かしている。

 ランキングではエレーナ・ルバキナ(カザフスタン/同2位)が差を詰めており、サバレンカにとって世界1位の座も安泰とは言えない状況だ。次戦の「シンシナティ・オープン」(WTA1000)で調子を取り戻し、今季最後の四大大会「全米オープン」で3連覇に向けて流れを変えられるか。世界女王にとって、重要な立て直しの機会となる。

構成●スマッシュ編集部

【動画】サバレンカがアレクサンドロワとの熱戦に敗れた「ナショナルバンク・オープン」4回戦ハイライト

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配信元: THE DIGEST

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