シカゴ・ホワイトソックスのアメリカン・リーグ中地区制覇の成否を左右する存在として、今季メジャー1年目の村上宗隆が注目を集めている。現地8月12日、米スポーツメディア『ClutchPoints』が報じた。
ホワイトソックスは現在62勝57敗でア・リーグ中地区首位。2位はミネソタ・ツインズの60勝62敗で3.5ゲーム差につけ、デトロイト・タイガースとクリーブランド・ガーディアンズも小差で追走。3シーズン連続100敗以上を喫した最弱球団が、今季は最後まで諦めない競争力を示している。
同メディアは「ポストシーズン進出に向けたラストスパートで、ホワイトソックスをけん引する選手をひとり挙げるならば、それは日本人選手の村上だ」と報じた。5月下旬に右足のハムストリング肉離れで35試合以上を欠場しながらも、本塁打はチームトップタイの26本、54打点を記録する村上を「チームの精神的なパワーの源」と高く評価している。
一方で、チームの打撃に潜むリスクも指摘。村上(26本塁打、122三振)、ミゲル・バルガス(25本塁打、92三振)、コルソン・モンゴメリー(26本塁打、158三振)のスラッガー3人について「長打を打てなければ何も生まれない」という打撃傾向を危惧している。シーズン終盤の重要な局面では、長打だけでなく走塁や小技を絡めた「スモールベースボール」も必要になる可能性があると伝えた。
残り43試合で中地区首位を守るには、村上らの長打力を維持しながら、状況に応じた攻撃も求められる。村上が打線の軸として力を発揮し続けられるかが、ホワイトソックスの5年ぶり地区制覇を左右する重要な要素となりそうだ。
構成●THE DIGEST編集部
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