『G1 CLIMAX 36』東京・後楽園ホール(2026年8月13日)
Bブロック公式戦 ○ゲイブ・キッドvs成田蓮×
ゴング前から後楽園ホール全体を使った大乱闘になだれ込み、「成田」コールまで巻き起こったものの、最後はゲイブがパイルドライバー連発で激勝。ブロック突破は逃したものの、今回のG1を脳しんとうのため途中欠場した因縁の海野翔太を「G1よくできましたね」と日本語で嘲笑した。
5勝3敗の首位タイで最終公式戦を迎えたGLOBAL王者・ゲイブと成田が激突した。どちらも暴走ファイトを重ねてBブロックをけん引してきたが、準決勝に進出するためにはこの試合での勝利が絶対条件。過去に2023年のG1公式戦、2025年のNEW JAPAN CUP1回戦で2回対戦し、どちらもゲイブが勝利していた。
あとから入場してきたゲイブはパイプイスをリングに投げ込んで威嚇すると、そこに成田が突っ込み、場外乱闘へ。場内ところ狭しと暴れ回り、互いにイスを振り回して暴走。今回のG1ではゲイブが執ように新日本プロレスをこき下ろしてきただけに、反則上等のHOUSE OF TORTUREに所属する成田に歓声が飛び、「成田」コールも発生する。2人は観客席のど真ん中でダッシュして正面衝突すると、今度は観客の傘を凶器代わりにして互いに殴り合った。
ゲイブが南側スタンド席でパイルドライバーを狙うも、ディック東郷とSHOが介入。成田がゲイブをスリーパーで絞め上げているスキに、東郷&SHOがスタンド席にテーブルを運び込み、テーブルへのマジックキラーの構えに。だが、振り払ったゲイブが逆にテーブルめがけてパワーボムを強行。テーブルはへし折れ、成田は階段から転げ落ちた。ゲイブにはブーイングが飛ぶが、成田をリングに押し込むと、ここでようやく正式な形で試合は始まる。
浅見レフェリーが本部に試合開始のゴングを要請しようと背中を見せた瞬間、成田はローブローで奇襲。ダブルクロスで叩きつける。ゲイブがギリギリで肩を上げるも、再び「成田」コールが巻き起こった。成田は地獄の断頭台を狙ってコーナーに上がるも、ゲイブは浅見レフェリーをロープに叩きつけて成田の動きを封じ、頭突きや串刺しニーを連打。パイルドライバーから流れるようにレッグトラップパイルドライバーで突き刺して一気に3カウントを奪った。
ゲイブが大荒れの一戦を制して6勝目。ブロック突破の可能性を残して全公式戦を終えたゲイブは、マイクを持つと日本語で「12ポイント、セミ(準決勝)に行く。そして、海野翔太…G1よくできましたね」と欠場した海野を嘲笑した。バックステージでは放尿ポーズとともに「ディック・トーゴーなんかと組んでるようなヤツが、この俺と張り合えると思ってんのか?」と成田を見下し、「G.K.こそ最強だ!!」と豪語していた。
最終的にゲイブはカラム・ニューマン、上村優也と並んで首位タイで公式戦を終えたものの、直接対決で2人に敗れていたため、惜しくも準決勝進出は逃す結果に。新日本に牙を剥くGLOBAL王者はこれからどんな動きを見せるのか。
【ゲイブの話】「(※大の字に寝転がり)ああ、最高だ。HOUSE OF TORTUREの連中を相手にするのはな。ちょっと待て、お前らにプレゼントだ。(※放屁をしてから立ち上がり)ほらよ。でもな、マジで冗談みたいな話だ。ディック・トーゴーなんかと組んでるようなヤツが、この俺と張り合えると思ってんのか? しゃぶってろ。ママのところにでも帰りやがれ。G.K.こそ最強だ!! (※日本語で)セミ、イク。(※英語に戻り、TVカメラに向かって股間を押さえながら)……彼女のために半ダチ(セミ)だぜ!」
※成田はノーコメント

