
「つらい決断」日本代表前キャプテンが開幕直前にまさかの放出か!地元メディアは複雑「ファンは評価している」「サッカーはあっという間に変わっていく」
プレミアリーグ開幕が近づくなかで、遠藤航の去就が注目されている。先日、リバプールが放出も厭わない姿勢と報じられたからだ。
過去2シーズンで出場機会の減少が騒がれていた遠藤は、クラブとの契約が残り1年となった。シーズン中に34歳となる年齢、さらにワールドカップも逃すことになった直近の負傷なども、リバプールを放出に向かわせる要素と言われている。
リバプールの専門サイト『Anfield Index』は8月12日、「現在の中盤の状況を見れば、このスタンスは理解できる」と、リバプールが遠藤放出を視野に入れてもおかしくないと報じた。
「エンドウの立場は以前ほど確実ではないと思われる。彼は経験や戦術的な規律、万能性をもたらせるが、リバプールの現在の中盤は若返りやもっとダイナミックな人材に向かっているとみられる。チーム編成はしばしばバランスが必要となり、ひとつのセクションに人材が集まっているときは、ほかに余地をつくるために売却が必要となることもある」
「リバプールが退団を強いていると示すものはない。クラブは積極的に推し進めているというよりも、オープンな姿勢という感じだ。こういう状況がこのように始まることはしばしばある。適切なオファーが届けば、彼らが耳を傾ける現実的な可能性はあると思われる」
そのうえで、同メディアは「リバプールのサポーターとしては、理論上は論理的と感じられるものの、感情的なものが残る報道のひとつだ」と、ファンは遠藤退団を惜しむはずと伝えている。
「エンドウは決して逃げることなく、ユニホームを軽んじることがなかった。ファンはそれを評価している。騒がれることのない加入だったが、全力を尽くし、在籍期間を通じてまさにプロフェッショナルだった」
だが、「サッカーはあっという間に変わっていく」と、避けられない世代交代との見方も示した。
「アンドニ・イラオラ監督がもっと若くてスピードのある中盤を再建の軸と見ているのであれば、つらい決断も下さなければならない。エンドウは34歳で、最高レベルに戻ることを目指すのであれば、リバプールは難しい決断を先送りし続けることができないのだ。それが、シンプルに、チームを進化させていくということの現実である」
遠藤がいなくなれば、当然失うものもある。Anfield Indexは「懸念は層の厚さとノウハウだろう」と報じている。
「長いシーズンでは経験が重要になる。特にケガに見舞われ、若手がまだ成長中であればなおさらだ。リバプールが冷静さと骨組みを強く必要としていたときに、エンドウはそれらをもたらした。その彼の放出が理にかなうのは、ほかの選手がそれらの力を備えているとクラブが自信を持っている場合だけだ」
「もう1年続けるのがふさわしいと感じるサポーターもいるだろう。それはフェアな見方だ。今が別れを告げる適切なタイミングだと考えるファンもいるだろう。どちらの立場も理解できる。最も大切なのは、リバプールが明確に動くことだ。エンドウが残るなら、信頼される選択肢であり続ける。退団するなら、敬意をもって送り出されるべきだ。彼はそれだけのことを手にしてきたのだから」
誰もが認めるプロフェッショナルな姿勢で戦ってきた日本代表前キャプテンは、どのような決断を下すのか。
構成●サッカーダイジェストWeb編集部
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