侍ジャパンの内部情報が明るみに出て、野球界全体に大きな衝撃と動揺をもたらしている。「週刊文春オンライン」が「WBC惨敗の真実」と銘打って、ベネズエラに準々決勝で敗れた直後、ロッカールームでの内紛の様子を詳報した。
それによれば、金子誠ヘッドコーチが敗戦後に「これが今の実力である。世界と差があった」と選手に責任を負わせる発言を行い、これを聞いた選手が怒りを爆発させて「もういい。やめましょう」と吐き捨てた。ミーティングは強制終了となり、険悪な空気のまま井端弘和監督率いる侍ジャパンは解散となったというのである。
首脳陣の指導力の限界が露呈した形だが、この暴露によって侍ジャパンのブランドイメージは急落。
「さらに代表チームの内部事情が漏れたことで、選手とスタッフに不信感が増大しています。これが原因で次期代表メンバー選考の難航や、招集辞退ドミノが予想されます」(侍ジャパン関係者)
有力な次期監督やヘッドコーチ候補から脱落することに
世界一を争う激闘の最中に、吉見一起投手コーチと能見篤史投手コーチとの連携が麻痺して機能不全に陥っていたことも明らかに。混乱の余波が選手を襲い、中日の高橋宏斗が「嘘でしょ」とつぶやきながら大急ぎで登板する様子や、ロッテの種市篤暉が「マジで許せない」と言って球場からホテルに帰るシーンが伝えられている。
「井端、金子、吉見、能見氏に対する球界の信頼は失墜する結果となりました。4人は中日やオリックスなどの各球団で有力な次期監督やヘッドコーチ候補でしたが、選出レースの戦線から身を引くことに。その代償は大きく、彼らの将来に響きますね」(スポーツライター)
優勝以外は全て失敗とみなされ、集中砲火を浴びる運命にある侍ジャパン。井口資仁新監督の体制下ではこれ以上の問題が起きないよう、願うしかない。
(高橋裕介)

